赤ちゃん、夜中のギャン泣きはどう対応するのがいいの?
ぐっすり寝ていたはずの子どもがいきなり夜中に大泣きし始め、あたふたしたことはありませんか。こんな時にどうすればいいのか、どんな対応が正解なのか悩む方も多いでしょう。ちなみに、対応の仕方に正解も不正解もありません。(もちろん安全な寝床に赤ちゃんを寝かした上での対応です。)
ただし、この時の対応によっては、新たな寝かしつけの癖を作ってしまい、夜泣きにつながってしまう恐れもありますので、ぜひ以下の夜中のギャン泣き対応方法も試してみてくださいね。
夜中に赤ちゃんが泣き始めたら…
寝かしつけの介入度
寝かしつけには段階があります。数字の順番で介入度が少ないものから試してみましょう。
① セルフ: 3-5分見守る
「寝言泣き」の場合もあり、起きて泣いているように見えて、実は寝ていることがあります。この場合、あやそうとして声をかけたり触ったりすると起こしてしまい、さらに泣いてしまうこともあります。ママパパの心の余裕次第ではありますが、可能なら3~5分見守ってみてくださいね。そのうち、寝入っていくこともあります。
それでも、さらにヒートアップし泣き続ける場合は次のステップへ進みます。
②声かけ
冷静に端的に声をかけます。
例:「ママ(パパ)はここだよ」「大丈夫だよ」
それでも5分程度、泣き続ける場合は次のステップへ進みましょう。
※必ず進まないといけないわけではありませんので、様子を見て①の見守りを続けてみてもよいです。
③ トントン
ベッドや布団に寝かせたまま、体を優しくトントンしましょう。
それでも3~5分泣き続ける場合は次のステップへ進みます。
胸やお尻、背中など、赤ちゃんによって好きな部位が違い、また、トントンされるのが嫌いな子もいますので、触って泣きがヒートアップする場合は③のステップは、飛ばすことも視野にいれてくださいね。
④抱っこゆらゆら
ここで初めて抱っこし、ゆらゆら揺らしてあげます。ただし、抱っこで寝落ちさせるのではなく、気持ちを落ち着かせるためのものです。落ち着いたら、寝落ちする前に寝床に寝かせましょう。それでもギャン泣きする場合、再び抱っこでゆらゆらして落ち着け、寝落ちする前に寝床に置きます。
これを1~2回繰り返しても寝ない場合は次のステップへ移ります。
⑤授乳を試す
授乳して落ち着かせます。ただし、授乳で寝落ちさせるのではなく、気持ちを落ち着かせるためのものです。落ち着いたら、寝落ちする前に寝床に置きましょう。
それでも泣く場合は、1~2回繰り返せると良いです。
まとめ
夜中のギャン泣きは、ママやパパも眠たい中の対応ですよね。授乳や抱っこで寝かしつけをするのが悪いわけでもありません。あくまでも、こちらは新たなく癖をつけずに、赤ちゃんが自分の力で寝入っていく力をつけたいためにとるステップです。夜中のギャン泣きが毎日のようにあり、親子で疲弊している状態なら、夜中のギャン泣き対応方法を知ることも大切ですが、なぜ夜中にギャン泣きで起きてしまうのか原因があることが多いので、そちらの原因を排除していきましょう。
毎日育児お疲れ様です。夜泣きは我慢ではなく、科学的根拠で解決できます。しんどい時には、頼ることも育児のうちです。あなたの育児を応援しています。