赤ちゃんが泣かずに寝ていく方法
眠そうだから寝床に置いたらギャン泣きする赤ちゃん。「いやいや、眠たいのなら、そのまま寝てよ」と思いますよね。今回は泣かずにスムーズに入眠するためのポイントをご紹介します。ちなみに、私もそうでしたが、「泣かずに寝てほしい」と望まれるママは多いです。入眠前に泣くことが悪いわけではないのですが、理由がわかるのならば、泣きは最小限にしていきたいですよね。それではチェックポイントを2つ紹介していきます。
泣かずに寝かせたい時のチェックポイント①すでに赤ちゃんが疲れていないか
赤ちゃんには機嫌よく起きていられる時間が、ある程度決まっています。(図参考)
例えば、生後6カ月頃の赤ちゃんであれば、起床してから約2時間程度で、睡眠をとり回復をする。というイメージです。
赤ちゃんのご機嫌時間についての考え方はこちらの記事も参考にしてください。
疲れすぎてしまうと、脳が興奮状態になり、可能性として下記のようなことも考えられます。
・寝床におろしても、ギャン泣きして寝られない
・寝られても短時間で起きる
・夜泣きにつながる可能性がある
落ち着いて寝ることが出来るように、お昼寝前も部屋を薄暗くする、寝かしつけのルーティーンを実施するなど工夫もしてみましょう。
泣かずに寝かせたい時のチェックポイント②眠たいサインを見る
その子それぞれに、行動や仕草に眠たいサインが見つかることもあります。
<眠たいサインの例>
・ぼーっとする(人やおもちゃに対して興味がなくなる)
・目をこする
・あくびをする
・ぐずぐずと機嫌が悪くなる
・耳をひっぱる
・顔を掻く など
このサインが見えてから寝かせるママパパも多いのですが、「あくび、ぐずる、目をこする」は疲れすぎている代表的なサインです。これらのサインが出てから寝かしつけを開始しており、ギャン泣きをしていて上手く日中も夜も眠れていない状況なら、慢性的に睡眠が足りていない可能性があるので、赤ちゃんの活動時間の目安表を参考に、月齢の活動時間よりも20分~30分程度前から寝かしつけをはじめてみてください。
※「あくび」は緊張状態・退屈な時にもでるので、「このサインが1回でも出たら、疲れすぎているんだ!」と考えるのではなく、起きていた時間やその前のお昼寝がどれくらい寝られていたかの判断も必要になってきます。
寝る前に泣くということが気になるママも多いですが、なぜ泣くのかを考えたときに、赤ちゃんが眠たいのに、自分で眠れなくて、眠る姿勢もポジションもわからず、寝かせてくれ~!と訴えているならば、それは決して悪い泣きではなく、良い睡眠習慣を手に入れるための見守りのチャンスです。
赤ちゃん自身が自分で眠れる方法を探っていくためにも、ある一定期間は、泣くことを許容していくのも、赤ちゃんとママ、お互いの今後のためになるかもしれません。(赤ちゃんにとっての安全な寝床は必ず確保してください)