Yahoo!ニュース

赤ちゃんとお出かけ。外出先でもお昼寝してもらいたい時のポイント

赤ちゃんとお出かけ中、眠たくなって子どもはグズグズ‥。お昼寝がうまくできず、外で泣きじゃくる我が子のお世話で、買い物を楽しめなかった等という切ない経験はありませんか。せっかくのお出かけ、ママも楽しみたいですよね。

今回は、外出先でも赤ちゃんがゆっくりお昼寝できるポイントを紹介していきます。


外出先でのぐっすりお昼寝ポイント①外部の刺激から守る

なかなか外では眠れないことも多いのは、温度、明るさ、音などの外的な要因の刺激があるからこそ。この刺激をいかにコントロールできるかもカギとなってきます。

<温度、明るさ、音への対策>

・温度

着脱しやすい服を着ておでかけしましょう。暑さ寒さに合わせて衣服で調整を。特に冬場は着こみ過ぎ、暑くなって寝づらいことがあります。適宜様子を見てあげましょう。

・明るさ

お出かけ先は、明るいものです。だからこそ、まぶしくてなかなか眠れません。ベビーカーなら通気性のある布やブランケットをかけたり、幌をおろしたり、抱っこ紐なら頭をカバーで覆うなど対策をしてあげましょう。

・音

予期せぬところでいきなり音が鳴ることはよくありますね。クラクション、知らない子供の泣き声、店内のにぎやかなBGMも、赤ちゃんにとっては眠りにくい原因のひとつに。

この突発的な刺激を全て避けることは難しいですが、音が音を遮断する効果のある「ホワイトノイズ」を持参するのもひとつの手です。ベビーカーに取り付け可能な商品や、アプリなどいろいろな方法があります。一定のノイズが、外の音を遮断してくれる効果がありますよ。


外出先でのぐっすりお昼寝ポイント②赤ちゃんの活動時間をチェック

赤ちゃんの活動時間についての詳しい記事はこちら

赤ちゃんにも機嫌よく起きていられる時間がある程度決まっており、大幅にオーバーしてしまうと疲れすぎて、寝づらくなってしまうことがあります。だからこそ、以下の図表を参考に、寝かしつけ時間が近づいてきたら、静かなところに少し移動してベビーカーを走らせたり、抱っこ紐を使ったりといったん眠たい時に寝かせてあげて、その後ショッピングを楽しめるとお互いハッピーですね。

慣れない環境や突発的な音や明るさなどの刺激が多すぎる場合は、いつも以上につかれている可能性もあるので、少し早めに寝かしつけを開始してもよいでしょう。


外出先でのぐっすりお昼寝ポイント③身体を動かす時間をつくる

ショッピングモールではずっとベビーカー、イベント中はずっと抱っこ紐の中だと頭は疲れても、身体の疲れはさほどないかもしれません。②の赤ちゃんの活動時間との兼ね合いも難しいですが、赤ちゃん本人にも少し身体を動かす時間を与えてあげてくださいね。

今回は「外出先でのお昼寝のポイント」をご紹介しましたが、上手く寝かせようと思っても難しい場合もあります。最後は私の想いになってしまいますが、「時間を気にしすぎるママVSそんなママにイライラするパパ」の構図になることがよくあります。

もちろん、赤ちゃん自身にもしっかり寝てほしいし、せっかくのお出かけを楽しみたい気持ちもわかりますが、「寝られたらラッキー!」という心持ちも大事です。

今回のポイントが少しでもママのお出かけをハッピーにしますように。あなたの育児を応援しております。


IPHI乳幼児睡眠コンサルタント。ねんねブーケ代表。自身が夜泣きに悩んだ経験から乳幼児睡眠の国際資格を取得。小・中・高校教員免許保持。保育士養成系大学での講師活動や、企業と連携し睡眠講座も開講。instagramを中心に発信を続け、総フォロワー1・6万人。月150組相談、のべ2500人以上の睡眠相談実績を持つ。自身が運営する「るるるん。ねんねサロン」では、毎日夜泣きや離乳食、子育て相談ができる。元アナウンサー。

ねんねのかなさん(三橋かな)の最近の記事