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イラスト解説!夜泣き予防に覚えておきたい2つの数字。

これまで2500人以上の夜泣き・寝かしつけ改善をしてきた乳幼児睡眠コンサルタントの三橋かなです。今回ご紹介する2つの数字を意識することで、赤ちゃんの夜泣き予防・改善に役立てることができます。イラスト付きで解説していきますね。

我が子は、しっかり眠れているのか?

簡単ではありますが、日中機嫌が良く、体調を崩していない、夜泣きがないという状態であると、月齢にあった睡眠をとれている可能性が高いでしょう。反対に、睡眠時間が足りていない場合は、夜泣き、日中の機嫌が常に悪い、体調を崩しやすくなっている可能性もあります。

それでは、「推奨睡眠時間」「赤ちゃんの活動時間」を見ていきましょう。※あくまで数字は目安です。

推奨睡眠時間 新生児~生後7ヶ月

※アメリカ国立睡眠財団の推奨より作成
※アメリカ国立睡眠財団の推奨より作成

推奨睡眠時間 生後8ヵ月~2歳

※アメリカ国立睡眠財団の推奨より作成
※アメリカ国立睡眠財団の推奨より作成

覚えておきたい赤ちゃんの活動時間

赤ちゃんは起きていられる時間が限られています。この時間を過ぎても起きていることはできますが、適宜、時間をみつつ休憩(寝かしつけ→ねんね)をさせてあげることが望ましいです。

例えば、生後5ヵ月の赤ちゃんの場合、起きてから1時間30分経つ頃には寝かしつけを開始するというイメージです。
睡眠環境をしっかり整えて、赤ちゃんを下記図を目安に寝かしつけを開始し、日中もお昼寝を適宜とってあげることで夜泣き予防につながります。

睡眠環境の整え方についての記事はこちら

赤ちゃんの活動時間 新生児~生後7ヶ月

※IPHI乳幼児睡眠コンサルタントの提供する情報を基にしています
※IPHI乳幼児睡眠コンサルタントの提供する情報を基にしています

赤ちゃんの活動時間 生後8ヵ月~1歳

※IPHI乳幼児睡眠コンサルタントの提供する情報を基にしています
※IPHI乳幼児睡眠コンサルタントの提供する情報を基にしています

発達に個人差があるように「推奨睡眠時間」や「赤ちゃんの活動時間」にも個人差はありますが、夜泣き予防にはぜひこの数字を意識してみてくださいね。


IPHI乳幼児睡眠コンサルタント。ねんねブーケ代表。自身が夜泣きに悩んだ経験から乳幼児睡眠の国際資格を取得。小・中・高校教員免許保持。保育士養成系大学での講師活動や、企業と連携し睡眠講座も開講。instagramを中心に発信を続け、総フォロワー1・6万人。月150組相談、のべ2500人以上の睡眠相談実績を持つ。自身が運営する「るるるん。ねんねサロン」では、毎日夜泣きや離乳食、子育て相談ができる。元アナウンサー。

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