デビュー以来13連勝中のWBAスーパーフェザー級2位
2020年8月28日のプロデビュー以来、同年だけで4試合、翌2021年は3月6日、26日とたった20日しか休まずに戦ったファイトを含め、計6試合をこなして世界ランカーとなったオタール・エタノシャン。
ジョージア出身の29歳は昨年2度8回戦で連勝し、去る5月17日にはフロリダ州プラントシティで13戦目を迎えた。
祖国を離れ、米国フロリダ州マイアミビーチに移り住んでプロ生活を送るエタノシャンの動きは、この日も鋭かった。負け知らず、怖いもの知らずの彼は、序盤からスピード感溢れるボクシングを展開。そのペースは最終ラウンドまで落ちなかった。
98-92、97-93、97-93のスコアで快勝し、自身の戦績を13戦全勝6KOとしたエタノシャン。 試合後、カツラを被ってファンに笑顔を向けるお約束のパフォーマンスも、板についてきた。
現在、WBAスーパーフェザー級2位。近く世界タイトルに挑戦できそうな雰囲気である。このまま頂点を極められるか。