もしかしてやってない?“実は逆効果な節約術3選“暮らしのプロが解説します
なんでも値上がりの今、家計の見直しに取り組んでいるかたも多いですよね。「少しでも安く!」と節約を意識した行動を取っているつもりでも、イマイチその効果が感じられないということはありませんか?実はそれ、間違った節約術を取り入れているのが原因かもしれません。
ということで今回は、実は逆効果な節約術を3つ、暮らしのプロが解説します。
1:過度な冷暖房費の節約
記録的な猛暑となった今夏。クーラー代を節約しようと奮闘したかたも多いのではないでしょうか?確かに、ここ数年の電気代の値上がり幅は異常とも言えるレベルですが、節約目的の「我慢」で体調を崩してしまっては元も子もありません。
熱中症で病院に行くことになれば、その費用は我慢したクーラー代よりも高くついてしまいます。また、ここから高くなっていく暖房費も然り。暖房器具の使用を控え、風呂上がりにヒートショックを起こしてしまっては、節約の意味がありません。
まずは体を第一に!体の調子を整えるための「冷暖房費」は、無理して節約すべき項目ではありませんよ。
2:食材費ばかりに目をむけた節約
節約と聞くと、まず「食費」を思い浮かべる主婦も多いですよね。確かに、スーパーで数十円、数百円の値引き品に出会えると心躍るものです。ただ、そんな「お得感」も、たった1回の「なんとなく外食」によってかき消されてしまうことをご存知ですか?
特売品や値引き品を狙った上手な買い物も大切ですが、「疲れたから」、「今日は作りたくないから」など、元々予定にはなかった「なんとなく外食」を減らす方が、よほど効果的な節約術と言えます。
疲れて何も作りたくない日用に、多少高くとも、温めるだけの冷凍食品などを常備しておくといいですね。
3:安い店のはしご
底値を求めて、スーパーをいくつもはしごするかたもいらっしゃいますが、本当にお得でしょうか?確かにレシートの金額だけ見ると「お得」に感じるかもしれませんが、ガソリン代、電車代、バス代まで含めると、必ずしもお得とは言えません。
徒歩や自転車で交通費はかかっていない場合であっても、買い物疲れでその日の夕飯がテイクアウトの惣菜になったり、外食になっては元も子もありませんよね。すべてに底値を求める=節約とは限りません。
むやみな節約より予算立て
なんでもかんでも、すべてを節約しようとするのは逆効果!まず最初に予算を立て、その中でやりくりするのが無理なく続けられる節約ですよ。ぜひ、参考にしてみてくださいね!