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都会のど真ん中で見られる妖艶なフジ!「日枝神社」の藤棚が見頃をむかえる

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こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、「日枝神社(ひえじんじゃ)」の藤棚を見に行ってきました。

日枝神社は、東京メトロ「赤坂駅」「溜池山王駅」「国会議事堂駅」「赤坂見附駅」「永田町駅」などから歩いて行ける、都会のど真ん中にある神社です。

「日枝神社」の藤棚が見頃をむかえる

この記事の写真は2024年4月25日に撮影したものですが、藤棚が見頃を迎えていました。「日枝神社」の境内に咲く藤の品種は「ノダフジ」。花房が上から下へながく垂れ下がるのが特徴で、長いものになると25cmほどになるそう。

「日枝神社」は社殿がとても華やか。朱色の社殿と、紫色のフジとのコントラストが妖艶で美しいですね。

朱色の回廊に沿うように藤棚が設置されており趣があります。

藤棚の背後に高層ビルが!境内の一部は砂利となっており、歩きやすい靴で参拝されるのがいいでしょう。

「日枝神社」はフジ以外にも見どころがある

本殿の左右に鎮座するのは、狛犬ならぬ狛猿。上の写真はむかって右側に鎮座する狛猿で、お父さんです。

そして上の写真は、向かって左側に鎮座する狛猿。子供を抱えるお母さんのお猿さんです。

日枝神社は、比叡山の麓に鎮座する「日吉大社」から分霊された神社のひとつです。比叡山には猿が多く生息し、「日吉大社」は猿を神のお使いとして大切にしてきました。このことに由来し、「日枝神社」でも「神猿(まさる)」をお祀りしています。

日枝神社の千本鳥居
日枝神社の千本鳥居

「日枝神社」には千本鳥居もあります。千本鳥居があるのは「稲荷参道」。末社である「山王稲荷神社」へつづく参道となっています。

「稲荷参道」側にある鳥居は黒。カッコいいですよね。ビルの合間に鳥居が建てられているのがわかります。

黒い鳥居をくぐってすぐ、両側に狛犬が鎮座していますが、この時期はつつじに彩られていて華やかです。

左側の口をとじた「吽形(うんぎょう)」の狛犬も、つつじに彩られています。

こちらは正面の鳥居。鳥居をくぐるとつづくのは「男坂」です。「日枝神社」の表参道で、53段の石段がつづきます。

男坂をのぼりきると華やかな社殿があり、本殿へとつづきます。

社殿には神猿像が鎮座しています。

「日枝神社」の藤棚を見に行こう

日枝神社は、縁結びにはじまり、商売繁盛や厄除け、安産などのご利益があります。都会のど真ん中で見られる貴重な藤棚も楽しみに、参拝に出かけてみてはいかがでしょうか。この記事でご紹介した千本鳥居や狛猿などの見どころがある他、「まさる守」をはじめとする可愛らしいお守りも人気です。

日枝神社
住所:東京都千代田区永田町2-10-5
電話番号:03-3581-2471
アクセス:東京メトロ千代田線「赤坂駅」出口2より徒歩3分/東京メトロ南北線・銀座線「溜池山王駅」出口7より徒歩3分/東京メトロ千代田線「国会議事堂前駅」出口5より徒歩5分/東京メトロ銀座線・丸の内線「赤坂見附駅」出口11より徒歩8分
公式サイト(外部リンク)

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