田舎移住して自然と始まった『豆を挽いてコーヒーを飲む』という習慣
私たち夫婦はコロナ禍の中で田舎に移住し、ゆったりとした環境に身をおいて生活をしています。都市部に住んでいたときは、1日の中で膨大な人・モノ・情報に触れていたこともあり、上手く処理できていませんでしたが、移住後は自然とその量が適正化され、ほとんどストレスを感じることなく生活ができています。
心や時間にゆとりができた分、今までやってこなかったことにも時間を使えるようになり、朝と夕方に豆から挽いてコーヒーを飲むことが1つの習慣となりました。
「今日はどの豆にしようか」と夫婦で話すことから始まるコーヒータイムが私たちにとって大切な時間になっています。
コーヒーグラインダーを購入
コーヒー豆のグラインダーはピンからキリまであります。
電動のものはそれなりのお値段がします。
「毎日使うモノだから、いいよね...」
夫婦で話し合ってKalitaの電動グラインダーを購入しました。
グラインダーさえあれば、他に大したものは必要ありません。
ドリッパーとフィルターなどはその辺のお店で揃いますので気軽に豆から挽いたコーヒーが楽しめます。
スウェーデンのFika(フィーカ)の文化を参考に
Fika(フィーカ)という言葉を聞いたことありますか?
甘いものを食べながらコーヒーを飲むという、スウェーデン人の習慣のことです。
スウェーデン語の「kaffi(コーヒー)」のkaとffiをひっくり返して、この言葉が生まれたとされています。スウェーデン人は全員が1日に数回Fikaの時間をとると言われるほど、同国に深く根付いた文化です。
職場でもFikaの時間が設けられ、意識的にON/OFFの切り替えをして休むことで、かえって生産性は上がると考えられています。また、会話を楽しんで周囲と円滑な関係を築くきっかけにするという意味でも重視されています。
私たちも夫婦で暮らし・仕事の時間を共有しており、2人の時間が長いので、Fikaの時間を上手くつくって切り替えをしています。
自家焙煎まで始めました
コーヒーの時間を大切にするあまり、自家焙煎まで始めてしまいました。
近くの空き家古民家をお借りして、DIYで改修して焙煎所にしています。
自家焙煎コーヒー豆のショップページもつくったのでよかったら100gからでもお試しください。
夫婦で移住して、共通して好きだったコーヒーが、いつの間にか1つの仕事になりました。
これからもFikaタイムを大切にしながら暮らしや仕事を充実させていきたいと考えてます。
みなさまもよいFikaを!