【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part192:親には敬語を使う 他
みなさん、こんにちは~!
韓国ドラマを見ていると、日本と韓国ではこんな違いがあるんだと気づくことがありますよね!
このシリーズでは、そんな面白い発見や情報を取り上げています。
過去のシリーズも楽しい内容となっているので、ぜひご覧になってみてくださいね♪
今回は、家族に関するこんな不思議を深掘りしていきますよ!
まずは、こちらからです~!
「親には敬語を使う」
韓国ドラマの中の親子の会話を聞いて、違和感を覚えたことはありませんか?!
子どもが親に対して、とても丁寧に敬語で話しているんです。
日本では親に対して敬語を使う人は少ないので、不思議に感じてしまいますよね~!
昔から韓国では、年上である両親に対して、尊敬の念を込めて敬語を使っていました。
それは、他人に対して自分の親の話をするときも同じなんです。
例えば、「母は働いています」と言うときには、「母は働いていらっしゃいます」という言い方になります。
日本では、親に敬語を使う習慣がないので、身内に敬語を使っているのを見たら、かなり不自然ですよね~!
韓国の年上を敬うことを大切に考える風習は、儒教の教えから影響を受けているんです。
両親のみならず、年上や目上の人に対しては、敬語を使うことで相手を敬う気持ちを伝えます。
言葉に気持ちを込めるなんて、なんだか素敵ですよね~!
韓国の人に会うことがあれば、相手の年齢に合わせて、敬語を使うということを覚えておいてくださいね!
年齢が分からないという場合でも、念のため敬語を使っておくと安心です♪
しかし、最近では昔ほど厳しくはなくなってきています。
両親に対して、敬語で話す家庭も減ってきているのが現状です。
例えば、父親にだけ敬語で話し、母親に対してはタメ口で話す家庭もあれば、両親ともに敬語を使わないという場合もあります。
時代の流れとともに、昔からの習慣は薄れていくものですが、年上を敬うという気持ちは大切に残っていくといいですよね♪
お次は、こちらです~!
「親子なのに名字が違うのはなぜ?」
韓国ドラマを見ていて気づいた人もいるかもしれませんが、韓国では子どもの名字と母親の名字が違うんです!
その理由は、韓国では日本のように夫婦間で同じ名字を名乗らずに、夫と妻の名字が別なんです。
こういった夫婦別姓の仕組みは、儒教の考え方が基になっていると言われています。
では、子どもの名字はどうなるのかというと、基本的に父親の名字を名乗ることになります。
そのため、父親と子どもだけが同じ名字になり、母親だけ名字が違うというわけなんです。
母親だけが違う名字なのは、少しさみしい気もしますが、夫婦別姓は良い点もあるんです!
日本では、結婚するときに夫の名字を名乗ることが多いので、名字を変えるのに手続きが多くて、大変な思いをしますよね。
身分証やカード類、通帳などの氏名変更もしなくてはいけないので、時間も取られます。
それに比べて、夫婦別姓であれば氏名の変更は必要ないので、その点は楽だといえます。
韓国国内においては、夫婦別姓についても賛否両論ありますが、面倒な手続きが必要ないというところは、うらやましいですよね~!
いかがでしたでしょうか~?
今回は、家族の間で見られる不思議を取り上げてみました。
家族関係の中に、こんなにも儒教の教えが影響しているとは驚きましたね~!
次回も、新たな発見をみなさんにお伝えしていきます!
では、次回もお楽しみに~♪