「あれ?収納用品が入らない…」がなくなる!失敗しない収納を作るコツを整理収納アドバイザーが解説
「収納用品を買ってきたけど、うまく入らなかった」
お客様からの相談で多いお悩みのひとつです。
収納用品が使いたい場所に入らないと、せっかく購入したものが無駄になってしまいます。
今回は「あれ?収納用品が入らない」がなくなる、失敗しない収納を作るコツを紹介します。
収納の鉄則は「寸法をきちんと測ること」
「入りそう」
「使えそう」
収納の失敗で多い原因は、パッと見た印象で買ってしまうこと。
その結果、ほんの数ミリの差で「入らない」「引き出せない」ということが多々あります。
シンデレラフィットを目指すのはNG。
収納用品を買うときは、収納したい場所の「寸法をきちんと測ること」が鉄則です。
そのサイズに合う収納用品を選びましょう。
収納に使える部分を正確に測ることが大事
バリアフリーが主流といっても、収納スペースは凸凹が多々あります。
この部分の計測ミスが原因で、収納用品がうまく収まらないことが多いです。
収納に使える奥行きや高さを正確に測りましょう。
場所別にここに注意!
洗面所やキッチンなどのシンク下は、扉の高さと収納に使える内側部分の高さが違うことがあります。
こちらは我が家のシンク下(キッチン)です。
丸印の部分が扉の高さより低くなっています。
扉の高さのみで計測してしまうと、収納用品が入らなくなってしまいます。
こういった難がある場所を見落とさずに、しっかり計測しましょう。
押し入れやクローゼットは特に慎重に!
押し入れやクローゼットは複数注意したい場所があります。
まずは丸印の天袋。
天袋部分と天袋がない手前部分では、使える高さに差が出ます。
手前部分の高さのみで測ってしまうと、計画していた通りに収納ケースが入らないということが多いです。
奥の天袋下の高さをきちんと測りましょう。
次は扉。
引き出し式の収納を使う場合はこの幅に収っていないと、引き出しが引き出せません。
開いた時の扉と扉の間をきちんと計測します。
内側の収納部分のみを測ると、このようにドアが邪魔して収納が引き出せない…という失敗の原因になります。
引き出しはここに注意!
我が家のシンク下の引き出しは、全部引き出せないので使い勝手のよい部分が限られています。
引き出しの内寸は奥行き35センチですが、実際に引き出せるのは奥行き27センチの部分までです。
このような引き出しの場合は、実際引き出せる部分の奥行きを考慮して、中の配置や収納用品を考えると使い勝手がよくなります。
計測は丁寧に!きちんと数値化しよう
収納用品を購入し、「これで片づく!」と思っていたのに、最後の最後で入らないとがっかりして、片づけ意欲が急降下してしまいます。
失敗を防ぐには収納場所の寸法をしっかりと測り、場所に合った収納用品を選ぶことが大切です。
※記事内容は個人の感想や見解を含みます。
※プロフィールからフォローしていただくと、片づけや家事に関する情報をいち早くチェックできます。