【佐久市】寒気到来の予報を聞いて「春日の氷柱群」の出来具合を眺めにいってみた
正月に眺めた龍岡城五稜郭のお堀も氷り、全国的に寒気団がくると報じられたこともあり、旧望月町の春日地区にある鹿曲川沿いの「春日の氷柱群」はどうなっているのか気になったので、風の寒い日を避けて午後の太陽光を受けて写真の撮りやすい時間に現地へいってきました。2月に氷が太くなると聞いてはいるのですが、1月中旬の段階での氷柱の出来はどうでしょうか?
夜間は氷点下。日中に10度に満たない気温の日が続き、市内の所々で氷の張った場所が現れています。日中でも崖地なので半日は日陰となる「春日の氷柱群」なら、そろそろ期待がもてそうです。
5年ぶりの訪問で、当時は田畑にいた方に畦道を使わせてもらって川岸まで行ったのですが、今回はそのような人を見つけられず600mほど上流の灌漑用水に向かう橋のたもとから土手沿いに氷柱群に向かうことにしました。
浅科の五郎兵衛用水がここを起点に取水口を作ったそうですが、現代の灌漑用水もその付近に取水口をつくっています。
取水口から100m下流の堰を越えたあたりの川岸から伸びる崖の様子。石の断層の横にの帯びた裂け目から水がしたたり氷柱が出来そうな勝手な期待が頭をもたげますが、そう簡単にどこにでも出来るものではないようです。
最近護岸工事がされたと思われる場所に来て、チラッチラと右の崖に氷柱群が見えてきましたよ。
上流部の氷柱は枝が覆いかぶさっていたり、高さもさほどではないようです。
下流部にいくとご覧のとおり氷柱も2層に出来上がっていて見応えありますね。
写真好きの方なら川岸に降り立ち見上げるような写真を撮りたいところですが、どこもススキが繁茂しとても長靴装備だけでは降りられませんでした。
行き来した土手も場所により歩きづらい場所もありますので、長靴を現地で履き替えていくのがよいでしょう。
2月になればさらに太くなった氷が楽しめると思いますが、今の時期は日中の温度で溶けた氷が時折「シャリシャリ」という音をたてて落ちるのが何ともいえず風情があり、そんなことを楽しみに現地にいかれてもいいのではないでしょうか。
【春日の氷柱群】
住所:佐久市協和 Yahoo!マップ