【佐久市】「当たれ!年末ジャンボ宝くじ」願いを込めて市内の弁財天に願掛け行脚に行きました
販売終了まであと一週間を切った年末ジャンボ宝くじ。この週末、佐久平の評判の売り場でしっかり宝くじを買いました。ただ、これまで3000円の6等までしか当たったことがない私には、更なる運の援軍が必要です。「神頼みだ!」と車に戻り地図アプリで「神社」といれれば、ほとんどの検索結果は日本五大稲荷のひとつに数えられる岩村田の「鼻顔稲荷神社」が表示されるので、ここはもうひと工夫してみることに。鎌倉の「銭洗弁財天」に倣って「弁財天」と入れ直して検索するとみると塚原と野沢に「弁財天」があるじゃないですか。近くに住みながら全然知らなかった2つの弁財天に願掛けに行った様子をご紹介します。
【佐久市塚原 赤岩辨財天】
まずひとつ目は、佐久平駅から車で5分ほどの塚原にある赤岩辨財天へ向かいましょう。
佐久平駅から県道44号線(下仁田浅科線)を浅科方面に進むと、北陸新幹線の高架を潜った先の左側に日本酒酒蔵「古屋酒造店」の高い煙突が目に入ったら右折の準備。
こちらは浅科側から佐久平駅方面を見た写真。「赤岩」と書かれたバス停のポールは人の背丈くらいなので、車ならやはり酒蔵の煙突を目印に。
どちらの側も写真中央の横断歩道の十字路を浅間山方向の北側に(佐久平方面からは右折、浅科方面からは左折)曲がります。
北側に曲がって最初の十字路を右折すると、このように見える林の場所に赤岩辨財天があります。
入り口近くにある看板には白い蛇。そういえば来年(2025年)は巳年。お正月になれば参拝の人も例年以上に増えるかもしれません。なんでも「白蛇は金運の象徴」として、ここに限らず弁財天では一般的に絵馬などに多く描かれるものだそうです。
大きな赤い岩の上に建つ社殿。小諸の釈尊寺や岩村田の鼻顔稲荷神社ほどの高さではありませんが、佐久地域の「高いところに社殿を建てる」傾向はここでも表れているようです。
社殿に上ってみると結構な高さ。しかし、普段通る県道44号線(下仁田浅科線)沿いの建物に隠れ、今までここの存在を知ることがありませんでした。また、この周辺は平らな土地という思い込みも気づくことのなかった原因かもしれません。
隣の巨木も樹洞のためか途中から切られておいるものの、その脇から伸びる枝も結構な太さに。これがそのまま伸びていればきっと遠くからでもすぐわかっただろうほどの見事な大木でした。
【佐久市野沢の弁財天】
さて、ふたつ目は野沢の弁財天です。
こちらは佐久市野沢の「ぴんころ地蔵」近くの野沢商店街の西の端の三叉路。佐久市周辺の方であれば通れば必ず目に入るこのケヤキの巨木。しかし、そのたもとに弁財天があるとは全く気づきませんでした。
車で通過する時は車や歩行者に気を向けるのに精いっぱい。「通った場所は知っているところ」とは言えないことを再確認しました。
このケヤキの説明文の中に「この木は弁財天社地にあった」と記されていますが、いろいろと検索しても現在の弁財天はケヤキの後ろにある建物に囲まれた小さな三角の敷地だけ。しかしこの巨木が社地にあったものなら、歴史は赤岩辨財天に負けないことが想像できます。
ワンカップにお賽銭が入れてあったので、私もご利益を祈願して今回の願掛け行脚を終えました。
【オマケ】
赤岩辨財天の社殿に各種スタンプが用意されていたので、参拝記念のスタンプをいただきました。どうか当たりますように!
【関連情報】
①赤岩辨財天
住所:長野県佐久市塚原 Yahoo!マップ
関連リンク:ヤマレコ 赤岩弁財天(佐久)
※webサイトにより「弁財天」「弁財堂」と記述がありますが、社殿配布の説明文により赤岩辨財天と記述してあります。