【公認心理師実践】自分に合ったストレス解消方法の選び方は?
こんにちは!公認心理師のjajaです。
今回は公認心理師の私も普段から実践しているストレスの性質に合わせた解消方法の選び方をご紹介したいと思います。
ストレス解消方法は大きく分けて2つ
ストレス発散方法の種類は大きく2つに分けることができます。
①発散系
感情や思考を吐き出したり、体を動かしたりして汗をかくなど溜まっているストレスを外に出してスッキリさせるものを指します。
・ジョギング
・カラオケで思いっきり歌う
・友達に愚痴る
・映画などを見て泣く
・誰かとお酒を飲む
・愚痴を書き殴る
・ライブやフェスで騒ぐ
②浄化系
心や体を休ませてリラックスさせたり、心を満たして充電するといったストレスを内から癒してあげるような方法を指します。
・寝る
・散歩
・自然に触れる
・ぼーっとする
・瞑想、ヨガ
・マッサージを受ける
・美味しいものを食べる
ストレスの性質別の解消方法とは?
ストレスを解消させるには原因に合わせた方法を選ぶことが大切です。
ここからはストレスの性質に合わせた解消方法の選び方についてご紹介します。
【発散系が向いている場合】
・デスクワークが多く体を動かす機会が少ない
・黙々と作業をすることが多く人と話す機会が少ない
・ストレスによってイライラすることが多い
・一時的なストレス
【浄化系が向いている場合】
・接客、サービス業など人と話す機会が多い
・外回りや肉体労働など体を使うことが多い
・ストレスによって疲れを感じることが多い
・長期間にわたるストレス
このように、普段から人と話したり体を動かす機会が少ない方は【発散系】、人と話すことが多く体をよく動かす方は【浄化系】の解消方法がおすすめです。
普段の生活や仕事、ストレスと反対の性質を持つ方法を選んでみましょう。
【発散系】【浄化系】どちらの特徴も持つおすすめ解消方法
仕事の種類や予定によってもストレスは異なりますし、複数の原因が重なっていることもありますよね。そんな方におすすめな【発散系】【浄化系】をどちらも兼ね備えた解消方法をご紹介します。
〈サウナ〉
サウナで思いっきり汗をかくことで体をスッキリさせ発散させることもできますし、じっと座っている時間も長いので心や体を休めたりリラックス効果も期待できるでしょう。
〈旅行をする〉
旅行といっても近場へ日帰りでもOK。心が求めている景色や場所に行くことで浄化させることができ、自然の中を散策をするなど体を動かすことで発散にもつながります。
〈料理をする〉
普段作らないようなものを自分のためにじっくり時間をかけて作ってみるのはどうでしょうか。「何かを作る」ことは発散になり、完成した達成感を味わうこともできます。
また、出来上がった美味しい料理を食べることで心も体も満たされ浄化にもつながります。
1つに頼るのではなくたくさん方法を持って
今回はストレスの性質に合わせた解消方法についてご紹介しました。
【発散系】と【浄化系】どちらの解消方法が合っているか分からない場合は
どちらも試してみることをおすすめします。
ストレス解消方法は1つに頼るのではなく、たくさん持っていればいるほど様々なストレスに対して上手に対処できるようになるでしょう。
私も「今は思いっきり体を動かしたい!」「今回は海に行ってぼーっとしたい」など感じているストレスによって解消方法を使い分けています。
あなたも一緒にストレス解消上手になりましょう!