【京都市伏見区】満開の桜とお城は相性バッチリ!ほんのひと工夫で“それっぽい写真”が撮れる
京都市内の桜も一気に満開となり、「週末は花見に出かけよう!」と思っていたら日曜日(3月26日)はまさかの雨。ガックリと肩を落とした人も多かったのではないでしょうか。もちろん、わたしもそのひとりです。
満開の桜を見たい気持ちを抑えきれず、週明けの月曜日(3月27日)の朝、伏見桃山城へ行って来ました。
伏見桃山城の桜の開花状況とともに、ど素人でも“それっぽい桜の写真”が撮れるポイントを合わせてお伝えしたいと思います。
※ この記事の写真は2023年3月27日(月)に撮影したものです。
伏見桃山城の行き方
桃山丘陵の一角にある伏見桃山城はいずれの最寄駅からも離れており、少し歩きます。
『Google マップ』によると各駅から徒歩でかかる時間はこれぐらいです。
- 京阪・墨染駅: 徒歩26分
- JR奈良線・桃山駅: 徒歩17分
- 各線・丹波橋駅: 徒歩18分
北堀公園側(墨染駅方面から)
京阪・墨染駅からは徒歩18分ほどで、北堀公園の入口に到着します。北堀公園の桜も満開を迎えていました。
体育館の横にある遊歩道から伏見桃山城へ向かいます。犬を連れて散歩している人やランニングをしている人とすれ違いました。朝早くから活動すると気持ち良いですね。
遊歩道を200メートルほど歩くと、伏見桃山城が見えて来ます。こちらの通用口から中に入れます。
通用口の開錠時間は季節によって異なります。
- 10月〜3月: 7:00〜17:00
- 4月〜9月: 6:00〜19:00
正門側(丹波橋駅・桃山駅方面から)
各線・丹波橋駅、JR奈良線・桃山駅からは15分ほど歩くと、伏見桃山城の正門に到着します。
有料パーキングの通路を通り抜けると、すぐに(模擬)大手門が見えて来ますよ。
伏見桃山城の桜
伏見桃山城の広い敷地内には、ソメイヨシノや枝垂れ桜がたくさん植えられており、いずれも見頃を迎えていました。
お城の東側ではきれいなピンク色をした枝垂れ桜が並んで咲いており、まるで雄大な滝の流れのようにも見えます。
枝垂れ桜の裏側は石畳の通路になっています。風情があって絵になるので、カメラを持ちながら何度も行ったり来たりしている人もいるほど。(もちろん、わたしも…)
お城の石垣を背景にした桜にも風情を感じますね。
桜とお城を“それっぽく”撮るポイント
桜とお城はふつうに写真を撮っても十分に美しく絵になります。
ですが、ひと工夫するだけで、さらに“それっぽい”写真を撮れるので、ご紹介しますね。
実は、伏見桃山城の桜は、広いスペースに植えられているからなのか、なかには枝がかなり低い位置で横に伸びている木があります。
こういった低い位置にある桜の枝を利用します。写真のテクニック的には「前ボケ」というそうです。
桜の枝の下に潜り込み、お城をパシャリ!
どうでしょう、なんだか“それっぽく”見えませんか?
伏見桃山城のまわりには桜の木が点在しているので、ベストポジションを探しながら、いろいろな角度で撮ってみるのが楽しいですね。
お城の北側には椿も咲いていました。椿は少し見頃を過ぎている感じでしたが、「前ボケ」で撮るとなんとかごまかせたのではないでしょうか。
もちろん、写真を撮る時には桜の枝をつかんだり、傷つけたりしないように注意しながら楽しみましょう。
まだ間に合う!今週末に出かけよう!
今週末(4月1日・2日)は今のところ晴れの予報。
もしかすると少し散りはじめるかも知れませんが、今週末はまだまだ美しい桜を楽しめそうです。
伏見桃山城はスペースも広く、日中は小さな子どもたちが安心して走りまわっているようすも見かけます。
ベンチも設置されているので、桜を見ながらゆっくりとした時間を過ごしたいですね。