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【京都市伏見区】おお!これは寒そう!12月8日(日)に墨染寺で第2回「大黒祭」が開催!迫力ある水行も

松田洋平ライター(京都市)

京都市伏見区にある墨染寺(ぼくせんじ)で、2024年12月8日(日)に、第2回となる「大黒祭」が開催されます。住職の「地域の人びとが大黒さんのように、にっこり笑顔になれるような行事に」との思いから、昨年12月に第1回が開催されました。大黒祭では、墨染寺の住職や祈祷僧による迫力ある水行が披露されます。

迫力ある水行
迫力ある水行

昨年大好評だった福引き(無料)など、子どもも大人も笑顔になれるプログラムが用意されています。大黒さんのようににっこりとした笑顔で新年を迎えるために、この週末は、墨染寺の大黒祭に参加してみては!?

地域の人びとの交流の場となっている墨染寺

墨染寺の歴史は長く、境内に「墨染(すみぞめ)」の地名の由来となった墨染桜が植えられている、日蓮宗のお寺です。春にはこの墨染桜をはじめ、境内の桜が咲き誇り、地域住民が楽しみにしている「墨染寺 さくらまつり」が開催され、秋には「お寺 de ハロウィン in 墨染寺」が開催。墨染寺は、地域の人びとが交流できる場となっています。

境内にある墨染桜
境内にある墨染桜

日蓮宗の守護神として、鬼子母神(きしもじん)と並び祀られている、大黒天。墨染寺の大黒天は、およそ300年前に、15代目の住職によって祀られたそうです。

現在の住職が100日間におよぶ修行ののちに、「福の神である大黒さんの福によって、地域の人びとが大黒さんのように、にっこり笑顔になれるような行事にしたい」という思いで、昨年、大黒祭を開催。春の「墨染寺 さくらまつり」、秋の「お寺 de ハロウィン in 墨染寺」に続き、冬の風物詩と言われるような行事を目指されています。

地域の人びとの交流の場となっている墨染寺
地域の人びとの交流の場となっている墨染寺

「第2回 大黒祭」のプログラム

「第2回 大黒祭」のプログラムは、13:30の「水行式」ではじまります。

  • 13:30 水行式
  • 14:00 大黒祭法要(子大黒天沐浴)
  • 15:00 ランドセル祈祷
  • 15:30 福引き
「大黒祭」のポスター
「大黒祭」のポスター

水行式は、墨染寺の住職をはじめ、3人の祈祷僧により行われます。寒空のもと行われる水行は見応えがあります。今のところ、8日(日)は晴れの予報ですが、最低気温5度、最高気温10度と冷え込みそう!地域の人びとで見守りたいですね!

また、15:00からは、小学生の子ども向けに、学業成就・進学安全をお祈りする「ランドセル祈祷」が今年も行われます。(ご祈祷料等くわしくは墨染寺までお問い合わせください)

境内には、安産成就・子育成就の「子安愛敬鬼子母神像(こやすあいきょうきしもじんぞう)」が祀られている鬼子母神堂もあります。こちらも合わせてお参りしたいですね。

鬼子母神堂
鬼子母神堂

15:30から行われる「福引き」は子どもだけでなく、大人も参加できます。昨年は、境内では温かい甘酒や紅茶も無料で提供されました。

墨染の冬の風物詩になれば

今年で第2回となる、墨染寺の大黒祭。この大黒祭には、「檀家さんだけでなく、地域の人びとが笑顔になれる行事を」という墨染寺の住職の思いが込められています。大黒さんのような、にっこりとした笑顔が集まる、冬の風物詩になると良いですね。

墨染寺の情報

「大黒祭」が開催される墨染寺は、京阪・墨染駅から墨染通りを西へ150メートルほど歩くと到着します。

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第2回 大黒祭
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日時 |2024年12月8日(日)13:30〜15:30
場所 |墨染寺(京都市伏見区墨染町741)

ライター(京都市)

人気の観光地として国内外から多くの人が訪れる京都。長く暮らしていても、意外と見過ごしている魅力がたくさんあります。身近にある歴史的なスポットや京都ならではのグルメ情報をお届けします。

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