家のキレイを保つために片づけのプロがこだわっているゴミ箱の置き場所
私は小中高の4人の子どもをいつもキレイじゃないけど何かあればすぐ片づく家で育てています。
すぐ片づく家にするために様々な工夫はしていますが、ゴミを溜めないようにすることも大事なことの一つです。
そこで大事になるのがゴミ箱の置き場とゴミ箱の種類です。ゴミが発生した場所とゴミ箱が離れていたら、ゴミをわざわざ運ばなくてはいけません。
だからといって一部屋に一つゴミ箱を置けばよいわけではなく、どんなゴミ箱をどこに置くかで捨てやすさは大きく変わるし、工夫すれば生活感を隠しながら捨てやすいということも実現可能になります。
そこで今回は我が家のごみ箱の設置場所を紹介します。
キッチンのシンク下
料理をするときに野菜の皮、食品が入った容器、袋など料理をするときはゴミが発生します。
すぐ捨てることができるように、あえてシンク横の深い引き出しをゴミ箱用にしています。
以前は、料理をする私の背面にゴミ箱を置いていましたが、ゴミを捨てるためにふりかえるのがめんどうでした。
ゴミ箱をシステムキッチンの引き出しに入れることに少し抵抗はありましたが、子どもに小さいころから積極的に料理に参加させたいと思っていた我が家ではメリットのほうが大きかったのです。
料理に使う道具を子どもの取り出しやすいところに配置するのはもちろん大事ですが、ゴミ箱の場所も重要です。
ゴミ箱に入れるビニール袋も、そしてすぐそばの勝手口を出たところの大きなゴミ箱用のごみ袋もすべてこの引き出し奥に収納されています。
ランドセルや教科書・文房具置き場
ちょっと落書きした紙、不要なプリント類などゴミが出る場所です。
不要になったモノは、自分で処分し、必要なモノと暮らしていくこと、ゴミを取り除けばスッキリして必要なモノが残ることを子どもには教えたいので、ゴミが発生したら、すぐ捨てることができるように設置しています。
棚になじむように、普通のケースをゴミ箱として利用しています。ここは、紙などのゴミ専用で、お菓子のゴミ、アイスの棒などは捨てないというルールです。
洗面台の引き出し
お風呂の排水溝にたまった髪の毛、使い捨てコンタクト、ティッシュ、コットン、ばんそうこうなどのゴミをすぐ捨てるため、引き出しの中に100均の小さなカゴをゴミ箱にしています。
子どもが小さいころ、ケガをしたらばんそうこうを貼って入浴していました。ばんそうこうを使う場所にはゴミが発生します。
そんなに大きなゴミ箱はいらないけど、必ずゴミ箱が必要な場所には引き出しに収まるサイズがピッタリです。
玄関のくつばこの中
靴箱の中につけたフックにかけた紙袋がゴミ箱替わり。
車から持ち出したゴミ、郵便ポストに入っていたけど家の中に持ち込む必要のない手紙、必要のないダイレクトメール、玄関掃除をした時に出るゴミなどを捨てるようにしています。
必要のない郵便物を家の中に持ち込んでもキッチンカウンターなどの上に置きっぱなしになるだけ。
必要のないモノの管理に追われる時間は無駄です。不必要だとすぐわかったモノは玄関でシャットアウトするほうが楽です。
また、靴箱の中に使うのは、ビニール袋より紙袋の方が形がしっかりしているためゴミを入れやすいです。
ゴミがたまったら紙袋ごと捨てています。だから紙袋の収納も靴箱の中。
何かと溜まりがちな紙袋の活用にもなっています。
ティッシュのそば
ティッシュペーパーの箱を置いていると、そこはゴミが発生する場所。
だから、テレビ台に置くティッシュペーパーのそばにゴミ箱があります。
テレビ台の引き出しなので、ここもお菓子のゴミ・アイスの棒は入れてはいけないルールです。
リビングにゴミ袋をそのまま置いてる
6人家族の我が家は基本的にゴミも多いです。先ほど紹介したゴミ箱のほかにリビングには紙などの専用ゴミ箱として、ゴミ袋がそのまま置かれていることもあります。(来客時には隠します)
ネットショッピングで届いた商品の梱包や、家の中ででたプリントのゴミなど、気にせずポイポイ放り込めるようにし、ゴミの日には家の各場所にあるゴミ箱に入っているゴミがこの大きなゴミ袋に集められるのです。
ゴミ箱は四角の方が使いやすい
ゴミ箱として販売されている以外のケースをゴミ箱として活用するのは、まったく問題ありません。
いかにもゴミ箱として販売されているモノは円形のモノが多く、ゴミ箱を隠すために引き出しの中などに収納した場合には収まりが悪いです。
引き出しの中で使う時は、断然の丸いモノより四角いほうが収まりがよく、容量も増えるのでサイズの合った四角のケースを使うとよいでしょう。
ただし引き出しの中にゴミ箱を隠すのであれば、開けにくい重い引き出しを開けてゴミ捨てに協力してくれる家族はいないでしょうから、引き出しはスライドレールで片手で簡単に開け閉めできるものでないといけません。
ゴミ箱をアチコチに置けば部屋が片づくとは限りません。
ゴミがない暮らしは気持ちがいい!ゴミが出たら捨てるは当たり前!
ゴミを出した人が責任をもって捨てる!を家族にわかってもらうために、
ゴミが発生する場所に楽に捨てることのできる場所に捨てやすいゴミ箱を設置し、家族に周知することが大切です。