【大阪・都島】いい夫婦の日に和菓子いかが?老舗和菓子店の歴史系最中とは?「和菓子ふくや」
皆さん、和菓子は好きですか。
筆者は大好きです。
折しも、11月22日は、いい夫婦の日。夫婦やパートナーの大切さを見つめ直し、互いに思いやるという記念日ですね。
仲良く和菓子を食べるのもいいのではないでしょうか。
そこで、和菓子の老舗店のご紹介です。
大阪の都島にある「和菓子ふくや」です。
ここは1952年(昭和27年)の創業、都島の歴史を重んじ都島に因んだ商品を生み出し、四季折々の和菓子を創作しています。
店長さんによれば、おはぎ、最中、渋皮栗の生どらグランデ、冷やしみたらし、のむわらび餅といったところが人気だそうです。他にも、おいしそうな和菓子がいっぱい並んでいますが、今回は3点を購入し、じっくり味わってみました。
蕪村最中 1個235円(税込み、以下同)
都島に生まれた江戸時代の俳人・与謝蕪村にちなんだ最中です。
名画を残した蕪村は江戸時代中期の1716年、都島区毛馬町に生まれました。
蕪をかたどった最中の皮で餡と求肥を挟んでいて、最中の皮と餡、求肥が絶妙のバランス。さくっと食べられますし、おいしいですね。
蕪村の子孫の方に了承を得て商品化したもので、販売期間は10月ごろ~4月まで。
品質保持のために季節販売商品となっています。
いろんな和菓子がありますが、同店の歴史へのこだわりが生み出した最中でしょうか。他店にはないので、お土産にもいいでしょう。
渋皮栗の生どらグランデ756円
これは見た目もインパクト抜群でしょう。
なんとも豪華な名物商品のひとつ。数量に限りのある貴重な国産栗を使用した二段重ねの生どらです。ハンバーガーサイズですよ。
ふんわりしっとりしたどら焼きの生地、2日間かけて炊き上げた自家製のつぶ餡、ラム酒が絶妙に香るマロンクリーム、国産渋皮栗を丸々一個を重ねています。
いや~、これは食べ応えがありました。おなかが膨れます。若い方にも人気です。
冷やしみたらし325円
これは一度食べると、病みつきになるおいしさと言えましょうか。何が違うのか。
冷蔵庫で冷やしても硬くならずにもちもち食感を楽しめるのです。
特製団子に関西風の昆布だしと本醸造特級の辛口醤油を使用し、ほどよい甘さのタレをたっぷりかけたもの。
餅や団子などは冷蔵温度(3~9度)で硬くなると言われていますが、ふくやの冷やしみたらしは、硬くなりません。門外不出の独自の製法によって柔らかさを保ち、舌に絡む感触。
タレも冷やして食べることを追求し、つるりとしたのど越しが抜群です。
甘いタレをたっぷり絡めていただきました。
飽きない味で、また食べたくなりますよ。
また、「感謝還暦」と題し、同店では還暦祝いの贈り物を推奨しています。還暦を迎えたあなたからお世話になった方々へ感謝の気持ちを和菓子で伝えるというものです。
おはぎも評判です。
和菓子好きの人は立ち寄ってみてはいかがでしょう。
店舗情報
店名:和菓子ふくや
住所:大阪市都島区高倉町1-7-1
電話番号:06-6927-3115
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休
アクセス:大阪メトロ谷町線都島駅から徒歩約7分