電動ドライバーって必要?DIY主婦が解説する電動ドライバーの選び方
DIY、初めは100均で変えるようなお手軽工具でも十分ですが、
何度かDIYをやるようになると、だんだん欲しくなってくる電動工具。
電動工具って、扱いが難しそうだし、なんだかちょっと怖そう。
そもそもDIY上級者が使うものなんじゃない?
なんて私は思ってました。
でも、実は初心者さんや不器用さん、ズボラさんこそ、電動工具があるとDIYにとりかかるハードルが低くなるのでオススメしたいのです!
では、はじめに揃えたい電動工具とは?
それはズバリ、電動ドライバー。
棚を固定したり、木材を組み立てたり、取っ手を取り外したり取り付けたり。
手動のドライバーでも事足りますが、家具の組立などビス止めの多い作業では
電動ドライバーがあるのと無いのとでは、作業時間も労力も全然違います!
また、棚の取り付けの際など、固い下地だとなかなか力が要ることも。
そんなとき、電動ドライバーならあっという間です。
そんな、一台は持っておくと便利な電動ドライバー。
ホームセンターでも様々なメーカー、種類のものが売られていて、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますね。
今回は、そんな方のために、初心者さんが電動ドライバーを選ぶ時に知っておきたい最低限の情報をまとめてみました。
これから電動ドライバーの購入を検討している方は、参考にしてみてくださいね。
電動ドリル?インパクト?
まず、電動ドライバーには、【ドリルドライバー】と【インパクトドライバー】があります。
ドリルドライバーは、単純に手動のドライバーの電動式の機能と思ってください。
電気の力でネジを締めてくれます。
機能も単純で、簡単なので家具の組立くらいができればいいわ。という初心者さんにオススメです。
インパクトドライバーというのは、打撃を加えながら回転させることができるドライバー。つまり、大型家具や固い材質へビスを打ちたい時などパワーが必要とされる作業で活躍します。
コード式?バッテリー式?
次に、コード式かバッテリー式か電源のタイプを決めましょう。
コード式
・パワーが強いものが多い。
・長時間の使用が可能
・使用できる場所が限られる
バッテリー式
・使う場所を選ばない
・作業がしやすい
・バッテリーを充電する手間がある
どんな場所で使うことが多いかを想定して、自分にあったタイプを選んでくださいね。
パワーは?
ドライバーのパワーも製品によって様々です。
ドライバーのパワー=電圧です。
3.6v程度~36vという高電圧のものまであります。
DIYで使用するなら最低でも10.8v以上は欲しいところ。
電圧が高いほど値段は高価になり、バッテリーも重くなっていきます。
どんな用途で使うかによって自分に合ったものを選びたいですね。
参考として・・・
初心者さんや、それほど負荷を必要としないDIYでは10.8v~14.4v
より本格的なDIY・大型家具・高負荷のかかるDIYでは18v以上
を選ぶのがおすすめです。
締め付け能力
締め付け能力は、『トルク』と『回転数』でチェックします。
トルクとは
回転する力のこと。これが低いとビスが十分に打ち込めません。
最低でも14N/m(ニュートンメートル)以上は欲しいです。
回転数とは
一分あたりに回転する回数のこと。
回転数が多いほど、回転スピードが速くなります。
木材を扱うことがメインなら、800min-1程度あれば十分です。
写真のように、それぞれの項目について表記されているので確認しながら選んでくださいね。
バッテリーは同じメーカーなら他の電動工具と共有できるので、今後複数の工具を買い足していく予定があれば、メーカーを揃える前提で決めるのが良いと思います。
また、トルクの段階調節が出来るもの、出来ないものがあります。
段階調節できるものがオススメですよ。
どうせ買うならドリルドライバーより、パワーがあるインパクトだよね!?と私も思っていましたが、繊細な作業はインパクトでは逆に不向きだったりもするので
やはりどんな使い方をしたいかによって選ぶのが大切ですね。
そして、女性の場合は特に、重さも重要です。
重くて作業しにくいと、結局使うのが面倒になっちゃうと思うので
できればホームセンターなどで実際に触ったり持ったりしてみて確認するのがいいと思います。
ちなみに、私は、セルフリノベーションなど本格的な作業のときはマキタのインパクト。ちょっとしたDIYはDCMのプライベートブランドを使ってます。
自分に合ったドライバーを選んでもっともっとDIYを楽しんでみてくださいね!