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駅徒歩3分の「シティテラス新小岩」が備える、駅近に甘えない居住性重視の工夫とは

櫻井幸雄住宅評論家
「シティテラス新小岩」のモデルルーム。一見、普通の室内のようだが……。筆者撮影

 JR総武線の新小岩駅近くで「シティテラス新小岩」の販売センターがオープン。そのモデルルームが好評だ。一般の見学者だけでなく、不動産関係者の間でも評価が高い。

 たとえば、室内の開放感が大きくなり、住戸内設備の質も高レベル……そこまでは、想像できる範囲だが、35年間、モデルルームを見続けてきた私でも感動する工夫の数々があった。

 「シティテラス新小岩」は23区内に立地し、駅近のマンションである。最寄り駅は、JR総武線新小岩駅。総武線の快速も停車する新小岩駅から徒歩3分が、同マンションの建設地となる。

 このように、「23区内で駅近」であれば、資産価値が高いと見なされる。将来も値下がりしにくく、高い家賃で貸すことができると考えられるわけだ。

 資産価値重視派は、賃貸に出したときの利回りを重視するので、利回りの高さをアピールしたいなら、マンション分譲価格を抑えたほうがよい。面積を圧縮し、設備は最小限として、分譲価格を安くする。すると、利回りが高く計算されるので、資産価値重視派に喜ばれるからだ。

 しかし、「シティテラス新小岩」は、快適な空間づくりや生活を便利にする設備採用に力を入れた。その結果、近年希にみるほど「工夫満載」の駅近マンションとなっている。その内容を写真を交えて解説したい。

駅徒歩3分の立地に甘えない「物づくり」の姿勢

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住宅評論家

年間200物件以上の物件取材を行い、全国の住宅事情に精通。正確な市況分析、わかりやすい解説で定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞に連載コラムを持ち、テレビ出演も多い。著書多数。

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