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みんな知ってる?衣替え時の防虫剤の正しい使い方と除湿対策

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

衣替えの時に防虫剤や除湿剤を使う人が多いと思いますが、正しい使い方をしないと大切な衣類が虫食いの被害にあったり、カビが生えたりすることがあります。

置くタイプの防虫剤は衣類の上

防虫剤の効き目は上から下へ降りていきます。

せっかく防虫剤を使うのだから、まんべんなく効いてほしいと衣類と衣類の間に挟みこみたくなりますが、衣類の上に置くことを忘れてはいけません。

使用場所にあった防虫剤を選ぶ

引き出しやタンス用などは薬剤が広がりすぎないように、クローゼット用などは広い空間でも薬剤がまんべんなく広がるように薬剤の種類や量を変えています。

引出し用の防虫剤を広いクローゼットで使っても薬剤が全体にいきわたりません。防虫剤の表示をよく見て使用場所にあったものを選びましょう。

防虫剤の併用は要注意!

防虫剤には、無臭タイプのピレスロイド系のものがあります。これは他のどの防虫剤と併用しても問題ありません。

しかし、パラジクロルベンゼン、ナフタリン、しょうのうなどの薬剤を使っている製品同士を併用すると溶けて衣類にシミができることがあります。

防虫剤の併用を考える時は必ず用品の注意書きをよく読みましょう。

湿気は下や隅に溜まる

クローゼット内で使う除湿剤は、主に吊り下げるタイプと置くタイプがあります。

吊り下げるタイプは省スペースで服に溜まった湿気を取り除くことができます。

大変使いやすいのですが、湿気は下や隅に溜まります。クローゼットの下の方にも、置くタイプの除湿剤を併用することをおススメします。

そして除湿剤に頼る前に、詰め込みすぎて風がまったく通らない状態になっていないかも注意しないといけません。

簡単にできる湿気対策なんといっても風通しです。天気の良い日は、クローゼットやたんすなどを開けっぱなしにしておくとよいでしょう。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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