30年前の味をカップ麺に再現?「すみれオールスターズ ムラナカの一杯 味噌ラーメン」をレビュー
「すみれオールスターズ ムラナカの一杯 味噌ラーメン」を食べてみました。(2024年9月8日発売・ヤマダイ)
この商品は、札幌の名店“すみれ”の店主“村中 伸宜”氏監修によって30年前の濃厚味噌ラーメンをカップ麺に再現したもので、北海道味噌の深みのある旨味や炒め野菜の風味などを利かせた濃厚なスープに仕上げ、“コストに糸目をつけない”とのことで本格的な具材を豊富に使用、そこにもっちりとした弾力のノンフライ太麺が絶妙にマッチした臨場感抜群な一杯、“すみれオールスターズ ムラナカの一杯 味噌ラーメン”となっております。
では、今回の“すみれオールスターズ ムラナカの一杯 味噌ラーメン”がどれほど北海道味噌の深い旨味や炒め野菜の風味を利かせた濃厚な味噌スープに仕上がっているのか?コストに糸目は付けないという上質な各種具材、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ特殊製法で実現したノンフライ仕様の太縮れ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(156g)当たり508kcal。
食塩相当量は9.2gです。
次に原材料を見てみると、札幌の名店“すみれ”らしくポークや野菜の旨味をベースにしたコク深くまろやかな出汁スープに濃いめの味噌ダレを合わせ、さらにたっぷりとラードを加えたことで濃厚な味わいに仕上げ、最後まで飽きの来ないスパイス感やキレの良い味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、粉末スープ、かやく、レトルト調理品といった4つの調味料などが入っています。
では、“かやく”を加えて熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:430ml)
その後、麺をほぐしてから粉末スープを加えてよく混ぜ、液体スープを加えてよく混ぜ、最後にレトルト調理品を添えたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、札幌の名店“すみれ”ならではの旨味が強く濃厚な味噌スープに香味野菜や各種香辛料で味を調え、コシの強いノンフライ太麺が食欲をガツンと満たす本格的な一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、札幌ラーメンらしく黄色みがかったノンフライ仕様の太縮れ麺ということで、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、ボリューム感に関しても申し分のない仕様となっており、そこにポークをベースに香味野菜や各種香辛料をしっかりと利かせた濃厚な味噌スープがよく絡み、芳醇な味噌の風味や食欲そそる香味野菜の香りが後味良く抜けていきます。
トッピングには、レトルト仕様の味付豚肉以外に味付肉そぼろ・メンマ・もやし・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…ホロホロと崩れるほど柔らかく、それと同時にしっかりと味付けされた肉の旨味が滲み出す具材でしたので、まずはスープと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとしたノンフライ太麺と絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、ポークをベースにコク深い味噌ダレを合わせ、香味野菜や各種香辛料で味を調えたことによって濃厚ながらも“くどさ”を感じさせることもなくメリハリの付いた“すみれ”ならではのテイストとなっています。
ということで今回“すみれオールスターズ ムラナカの一杯 味噌ラーメン”を食べてみて、ポークをベースに北海道味噌や食欲そそる香味野菜、そして各種香辛料などをバランス良く合わせたことによって濃厚ながらも最後まで飽きることのない味わいに仕上げ、そこにコシの強いノンフライ太麺が絶妙にマッチした臨場感溢れるフレーバーとなっていました。
やはり“すみれ”の店主監修で“コストに糸目をつけない”というだけあってクオリティはかなり高いものの、強いて言えばさすがに税込600円はちょっと高すぎるような気もしましたね…ただし麺やスープ、そしてレトルト仕様の具材など随所に拘りを感じられ、実店舗さながらの味わいが気軽に楽しめる仕上がりでしたので、“すみれ”系ファンには見逃せない逸品と言えるのではないでしょうか?
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「すみれオールスターズ ムラナカの一杯 味噌ラーメン」30年前の味をカップ麺に再現した上質な一杯|きょうも食べてみました。