Yahoo!ニュース

ヒルトンパタヤ宿泊記・朝食レポート編!海を臨むテラスでまったりと

タイ旅行ライター吉田彩緒莉タイ大好きトラベルライター
この景色を見ながらいただく朝食は特別だ!

バンコク市内から車やバスで2時間足らずで到着する、気軽なリゾート地パタヤ。
ベトナム戦争時代からある古くからの歓楽街の側面もありますが、時と場所、滞在するホテルを選べば、飛行機に乗ることもなく、素敵なリゾート時間を過ごせる。
パタヤの中心部、パタヤビーチで最も有名かつ、随一の高級ホテルとして知られているのがヒルトンパタヤ。ヒルトンブランドのホテルはタイでも珍しくないが、どこまでも海景色を楽しめる造りや、映える空間づくりは、他のホテルの追随を許さない。

泊まっていなくても立ち寄りたいお洒落すぎるヒルトンパタヤのカフェ「ドリフト」
泊まっていなくても立ち寄りたいお洒落すぎるヒルトンパタヤのカフェ「ドリフト」

今回はタイに人生の半分の年数ハマって抜けられない私が、ヒルトンパタヤの海辺のテラスでいただく朝食ビュッフェをご紹介!

朝食はレストラン「Edge」で

ヒルトンパタヤの朝食は14階にあるレストラン「Edge」でいただくビュッフェ。入店前からわくわくしてしまうこの宇宙空間のような演出は何なんだ!?
ランチやディナーも営業しているので、ディナー時はもっと神秘的な雰囲気に。
ランウェイ気取りで歩くかわいいタイ人カップルを見て、ちょっとニヤついてしまった。

ほのかな照明に浮かび上がる通路を歩けば、ちょっと気取りたくなってしまう!
ほのかな照明に浮かび上がる通路を歩けば、ちょっと気取りたくなってしまう!

窓一面に広がるパタヤの海!

更にエスカレーターを降りてレストランフロアへ。おや?かわいい熊さんたちが、ソムタムを作る際に使う「クロック」と共にお出迎え。熊さんも、クロックも巨大サイズ。

世界中の子どもたちになつかれていた熊さん
世界中の子どもたちになつかれていた熊さん

そして、見よ!壁一面窓という眺望自慢の屋内スペースを!
常夏のタイでは「エアコンが効いていないとイヤ」というタイ人も多く、私なら絶対にテラス席、という場面でもしっかりと屋内で食事をしてくれる層がいる。だから7時~7時30分くらいに入店できれば、テラスの最も海が見える席を確保することも可能なのだ。

ちなみに9時を過ぎるとこの素敵な雰囲気は一変。大混雑に。

壁一面ガラス窓で天井が高い!この造りがヒルトンパタヤの人気の秘密
壁一面ガラス窓で天井が高い!この造りがヒルトンパタヤの人気の秘密

ビーチリゾートならではのテラスで朝食!最高の眺望の席をゲット!

どんなに深酒しても、リゾートの朝はふらふらしながらも早起きだ。その理由はただ、特等席で最高の朝食をいただきたいから。これにつきる。

パタヤはピピ島やシミラン諸島のように、離島の澄み切った海、という海自慢のビーチではない。日本に例えるなら東京都から近い湘南?いや、雰囲気的に昔の熱海?なんていう人までいる始末。
しかし、なかなかどうして!まだ朝早い海は、キラキラと太陽の光を反射し、美しいエメラルドグリーンとネイビーブルーのコントラストを見せてくれるじゃないか!

あれ?パタヤの海も随分キレイになったんじゃないの?
あれ?パタヤの海も随分キレイになったんじゃないの?

冷たい飲み物のオーダーもOK!

コーヒーか紅茶かと尋ねられると、ついどちらかの返事をしてしまいがち。タイの5つ星ホテルクラスではアイスコーヒーやアイスラテなど冷たい飲み物がオーダー可能な場合もある。それはヒルトンパタヤも同じ。
朝とはいえそこそこ気温のあるテラス席では、アイスコーヒーをいただきながら「エッグスタンドでは何をオーダーしようかなあ」などと計画を立ててビュッフェ台攻略の作戦を練るのが良い。

常夏のタイでは朝食から冷たいアイスコーヒーを飲みたくなる
常夏のタイでは朝食から冷たいアイスコーヒーを飲みたくなる

何でも揃う?目移りするビュッフェ

タイは世界中の人に愛される観光立国。メニューもさっくさくのクロワッサンを始めとした種類豊富なパン、基本のアメリカンブレックファーストがありつつ、中華、インド料理などないものはないのでは?というラインアップ。

エッグスタンドの周りにはホットミールが集結
エッグスタンドの周りにはホットミールが集結

タイでは朝食ビュッフェのド定番、ディムサムも外していない。

中華まんの他にもシュウマイなどが蒸し立て!
中華まんの他にもシュウマイなどが蒸し立て!

タイ料理が秀逸!上品な味をいただこう

タイ人の皆さんはここぞとばかりにパンやデザートに目を輝かせていたのだが、ここはタイ。
わざわざタイにやって来た日本人としては、タイ旅行中最後までタイ料理を貫くなんて言う方も多いことだろう。もちろん私もその一人!タイのおかずも豊富に並んでいるので、同胞諸君、楽しみまくろう。

カオパット(チャーハン)や春雨炒めも
カオパット(チャーハン)や春雨炒めも

目玉焼きはマギーソースでタイ風に

でも目玉焼きは譲れない、なんていう時は、マギーソースで一気にタイ風に。高級ホテルではなぜか厨房に隠されていることが多いマギーソース。高級感をぶち壊す庶民的なラベルのせい?
実はタイ人は卵料理を食べる時、必ずマギーソースをかける。この黒いソースがそれ。
醤油とソースの間のような、それでいて抜群のコクのあるその味で、目玉焼きがごちそうに!これさえあれば何個でも目玉焼きが食べられる勢い。

「マイスック」というと目玉焼きは半熟で出てくるヨ!
「マイスック」というと目玉焼きは半熟で出てくるヨ!

やっぱりヌードルスタンドは外せない!

4つ星以上のホテルなら、かなりの確率で朝食ビュッフェに並ぶヌードルスタンド。
屋台で食べるタイの麺が最高!と言いたいけれど、はっきり言って店によります。タイ人が「激マズ!」という麺屋台だってあるからね。その点、良いホテルのヌードルスタンドのヌードルは、スープの味がよく計算されていて、新鮮な食材を使い、ホテルそれぞれの特色が出ている。

麺や具材を軽くゆでて、最終的な仕上げをするのはスタッフだが、きちんとシェフや料理人がスープの味を見て作っているんだなあ、と思うことが多い。

ヒルトンパタヤは選べる麺が豊富!バミー(卵麺)をいただきます!
ヒルトンパタヤは選べる麺が豊富!バミー(卵麺)をいただきます!

ホロホロに煮込まれた手羽と、チキンボウル、朝食にぴったりのあっさり味スープ。少し唐辛子を入れて辛めにしてみた!

鶏の出汁がきちんとスープに感じられます
鶏の出汁がきちんとスープに感じられます

海を眺めつついただけば、まさに天国!

このロケーションで屋台の定番がいただけるなんて最高!
このロケーションで屋台の定番がいただけるなんて最高!

タイ風茶わん蒸し「カイトゥン」も朝に優しい味

タイ料理というと「スパイシー」の印象が強いと思うが、じつはとーっても優しい味のタイ料理もある。
こちらタイ風茶わん蒸しこと「カイトゥン」。つるんと滑らかな喉越しで、パタヤで夜飲みすぎちゃった翌日にも助かる逸品。

タイ人の大好きなカニカマも乗ってる!
タイ人の大好きなカニカマも乗ってる!

お米のポタージュスープのような「ジョーク」は超おすすめ!

タイには2つのおかゆ「カオトム」と「ジョーク」がある。
「ジョーク」はお米をすりつぶして作ったポタージュスープ状のおかゆで、疲れた胃に優しいお味。

ヒルトンパタヤでは上品なカップに少しだけ注ぐこともできるので、パンや麺を食べた後でも、つい食べてしまう。私は唐辛子を入れて辛めにして食べることが多いが、入れなくてもいくらでも食べられる優しいスープ状の存在。辛い料理が苦手ない人もご安心を。ただ、食べやすく美味しすぎるが故に、食べ過ぎがち。やはりお米なので「少ないかな?」と思っていても、時間が経過するとお腹がパンクしそうになる。

食べ過ぎには気を付けよう。
食べ過ぎには気を付けよう。

リゾートらしい朝食をパタヤの極上ホテルで楽しもう

パタヤには海に面したホテルはあるものの、ここまで開けた視界でパタヤのメインとも言えるパタヤビーチを正面に臨みながら朝食がいただけるホテルはとても稀少。
絶景のテラス席は7時から7時30分までには確保したいところ。特に最も暑い4月から5月は、朝の涼しい時間はわずか。たまには早起きする休日もいいものだ。

ヒルトンパタヤのレポートは他にもしっかりレポートしているので、他の記事も要チェック!

ヒルトンパタヤクラブフロア宿泊記・インフィニティプールやスパを楽しむパタヤ屈指のリゾートホテル

ヒルトンパタヤ宿泊記・エグゼクティブラウンジ徹底レポート!カクテルタイムは絶景テラス席がおすすめ!

タイ大好きトラベルライター

タイ旅行・タイエンタメ関連ライター。25年前タイにはまり「住んだら飽きるかも?」と1年住んで、ますますハマってしまいタイ大好き病が悪化。タイ関連記事は旅行、映画、ホテル、タイ芸能人・文化人インタビューなど多媒体&多岐に渡る。個性あるタイのホテルが大好きで泊まり歩く日々。特に好きな都市はチェンマイ、チェンライ、カオラック、バンコク、ホアヒン。ライター・編集者歴30年。大手音楽事務所宣伝部を経て某バンドの会報ディレクション、映画情報誌・旅行誌・インバウンドサイト・旅行サイトなど多くの編集部で執筆・編集を行ってきたライター・編集ひと筋のヒト。

タイ旅行ライター吉田彩緒莉の最近の記事