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“記憶力を良くする”ポイント5選!-脳のしくみから考える記憶力向上の方法とは-

ご覧頂きありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「記憶」について解説をしていきます。

【この記事の流れ】
・記憶とは?
・記憶の種類
・記憶の鍵は〇〇!
・記憶力を良くするポイント5選

記憶というのは“脳”で管理がされていて、

物事を覚えて保持し、

必要なときに取り出す機能のこと。

頭の中に本棚があるイメージですね。

そして脳のニューロン(神経細胞)は、

20歳を過ぎると死滅していくといわれています。

さらに中高年以降は、

脳の萎縮を招く病気の発症率も高くなり、

記憶力が低下しやすくなります。

(高血圧糖尿病脂質異常症など)

今回は、記憶の種類を

「内容」「時間」で分けてみていきます。

内容での分類

記憶を内容で分類すると、

陳述記憶」と「非陳述記憶」があります。

・陳述記憶…
文章や言葉・イメージなどで表現できる記憶

・非陳述記憶…
自転車の運転やキーボードの入力など、
体で覚えている行動や技能のこと。

期間での分類

記憶を期間で分類すると、

短期記憶」と「長期記憶」があります。

短期記憶…
比較的短期間で忘れてしまう記憶

・長期記憶…
長時間忘れずに覚えている記憶

短期記憶は、反復すると長期記憶になります。

ちなみに…
陳述記憶と非陳述記憶は、いずれも長期記憶になる。

実際のところ、短期記憶が

どのように長期記憶に固定されるのかは、

まだハッキリしていませんが、

①何度も繰り返す。

②すでにある長期記憶と重なる。

③強い感情を伴う。ということが

長期記憶になりやすいといわれています。

その中で“記憶の鍵”となっているのが

大脳辺縁系の一部である「海馬(かいば)」です。

目や耳などから入った情報は、

海馬で一度、整理整頓されてから、

大脳皮質に保管されています。

では、ここまで

記憶」についてまとめてきたので、

本題の“記憶力UPのポイント”を紹介します!

①有酸素運動をしよう

ウォーキングやジョギングなどを行うと、

海馬で新しい細胞ができるのが促進されたり、

海馬が大きくなったという報告もあります。

また、運動をすることで

脳内でNA(ノルアドレナリン)の分泌が増え、

集中力記憶の機能を高めてくれます。

②睡眠をしっかりとろう

睡眠中は、海馬が中心となって、

記憶を整理しているといわれています。

睡眠には

レム睡眠(浅い睡眠)ノンレム睡眠(深い睡眠)

ありますが、どちらも記憶の整理に大切です。

なので、ずーっと浅い睡眠のままではなく、

正しいリズムで睡眠がとれることが大切ですね。

いわゆる“質の良い睡眠”です。

③非日常的なことをする

例えば、

・右利きの人が左手で書いてみる
・はじめての場所に旅行にいく
・普段読まないジャンルの本を読むなど…

いつもとは違ったことをしてみると

脳が刺激され、活性化します。

④生活習慣病には注意!

冒頭でも書きましたが、

中高年以降になると脳を萎縮させる

生活習慣病のリスクが高くなります

過食・喫煙・肥満などに注意をして、

生活習慣病の予防を心がけましょう。

⑤ガムを噛む

ガムなどを“噛む動作”は、

脳を活性化し、記憶力を高めてくれます

この時、ただ歯をギュッとするだけではなく、

実際に何かを噛むことが大切といわれています。

以上の5つが

記憶力を良くするポイントです!

ぜひぜひ参考にしてみてください(@^^)/~~

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【おがちゃん先生について】

・ウィルワン整体スクール卒

 (現リエイチ整体アカデミー)

インスタグラムフォロワー1万人超

bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)

解剖生理学オンラインサロン運営

・東京都麹町半蔵門にて整体活動中

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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