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【東京都中央区】今年は土日開催!美味しいものが集まる「べったら市」、注目は「吉岡屋」のコラボ商品!

Tabicco(旅っ子)ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

10月19,20日は、毎年恒例の宝田恵比寿神社「べったら市」が開催されます。江戸時代から続く「べったら市」は、えびす講にちなんで毎年開催日が10月19,20日の2日間と決まっています。そのため、平日に開催される年が多いのですが、今年はラッキーなことに土日が開催日。例年なかなか来れない人も、今年のべったら市は狙い目です。

「べったら市」は、その名の通りに東京の代表的な漬物である「べったら漬け」を売る店が20店舗ほど出店しますが、その他の店の方が圧倒的に多く、全部で500店舗ほどが宝田恵比寿神社周辺である、日本橋人形町から小伝馬町あたりに並びます。この辺りは、老舗や美味しい店が多く、人気店や有名店が多数出店する「べったら市」は、グルメ好きにはたまらないイベントです。

日本橋界隈のグルメ
日本橋界隈のグルメ

筆者が今年のべったら市で注目しているのは、漬物「吉岡屋」です。昭和4年創業、まもなく100周年を迎える老舗漬物店の吉岡屋総本店は、築地場外市場に店を構えています。総本店では、週末のべったら市に備えて、秘伝のレシピで漬けられたべったらを1本1本丁寧に袋詰めしていました。

築地場外市場、東通りにある「吉岡屋総本店」
築地場外市場、東通りにある「吉岡屋総本店」

美味しそうなべったら漬けが到着しました
美味しそうなべったら漬けが到着しました

1本1本、心を込めて袋詰めしています。
1本1本、心を込めて袋詰めしています。

基本のべったらは「皮つき」と「皮なし」の2種類があります。皮つきはポリポリとしたしっかりとした歯ごたえが特徴で、皮なしは柔らかな食感で噛むとじゅっと旨味たっぷりの汁が口の中に広がります。それぞれに異なる美味しさがありますので、ぜひ2種類食べ比べてみてください。

左が皮つき、右が皮なし
左が皮つき、右が皮なし

そして、べったら市限定で販売されるのは、なんとべったら漬けの入ったパンです!べったら漬けをベーコンで巻いてチーズと一緒に米粉を使ったパン生地で焼き上げた「べったら漬けとベーコンのエピ」(500円)は、自然酵母使ったパン屋さん「R Baker(以下、アールベイカー)」とのコラボ商品で、1年に1度べったら市でしか販売されない商品です。

今年で3年目の販売になるという「べったら漬け入りパン」は、アールベイカーの社長が漬物好きだったことから生まれたそうです。パンと漬物とは、なかなか素人には思いつかない発想ですね。これは絶対に食べてみたい!「吉岡屋」は、宝田恵比寿神社すぐ脇の通りに2店舗出店します。べったら市に来たら、吉岡屋さんを探してみてくださいね。

【日本橋恵比寿講「べったら市」】
開催期間: 2024年10月19日(土) ~ 20日(日)
開催場所:宝田恵比寿神社を中心とした日本橋大伝馬町・日本橋本町界隈

【吉岡屋総本店】
住所:東京都中央区築地4-13-7
電話:03-3541-3541
営業時間:5:00~14:00
定休日:休市日

ライター/子連れ旅行アドバイザー(東京都中央区)

東京都在住、2児の母。旅行業界に23年間勤務。仕事も趣味も「旅行」。育休中から、「子連れ旅行」にハマる。コロナ禍で、地元・東京の魅力を再発見。子供と一緒に、グルメ、買い物、イベントなど、「東京観光」を楽しんでいる。好きな地域は、お台場、日本橋。Facebookにて、子連れ旅行情報を発信中。Instagramでは、自身の子連れ旅行写真を投稿しています。

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