人生に悩んでいる人へ。ルソーの名言「本は嫌いだ。本を読んでも…」英語&和訳
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はジャン=ジャック・ルソーの名言をご紹介します。ジャン=ジャック・ルソー(1712~1778年)は18世紀のフランスで活躍した哲学者です。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいルソーの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ルソーの名言「本は嫌いだ。本を読んでも…」英語&和訳
「本は嫌いだ。本を読んでも何も知らないことについて話せるようになるだけである」
ジャン=ジャック・ルソー(フランスの哲学者)
「本を読みなさい」とよく言いますよね。本を読むことは本当に必要なのでしょうかね。
まだインターネットがなかった時代には、何かについて知りたいと思えば、それは本を読むしかなったと思うのですね。ただ、今はインターネットで検索すればほとんどのことは分かりますよね。
私は2001年に英語の勉強を始めたのですが、その時はまだ家にインターネットがなくて、紙の辞書しか使っていなかったのですね。今は家にインターネットがあるので、ほとんど紙の辞書を引くことはないのですよね。いちいち紙の辞書を引っ張り出してきて調べるよりもネット上の辞書で調べた方が楽なのですよね。
これは以前ある教育学者の方がおっしゃっていたことなのですが、「文章を読めば、それが読書をしている人が書いた文章なのか読書をしていない人が書いた文章なのかすぐに分かる」。
自分の書いた文章を読んでいても新しい発見はありませんよね。人の書いた文章を読んで、「こんな言葉があるんだ」とか「この言い方素敵だな」とか、そういう発見が人の表現力、語彙力を高めるのだと思うのですね。
ただ、人の書いた文章を読むことは、本を読まなくてもできますよね。例えばネット上の記事を読んでも「こういう言い方があるのだな」という発見はあると思うのですよね。
本を読むことというよりも好奇心を持つことが大切なのではないかなと。以前は本を読むことでしか得られなかったことが今は本を読まなくても得られるようになってきていると思うのですね。
興味がない話をいくらされてもそこから学べることはないと思うのですね。何をするにしても好奇心を持つこと、そこから何かを学ぼうとする気持ちを持つこと、それが大切なのではないかなと。
人生に悩んでいる人へ。「読書」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はジャン=ジャック・ルソーの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ルソーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ルソーの名言を6句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「読書」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「読書」に関する世界の偉人たちの名言を13句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「読書」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「本ほど忠実な友はいない」
アーネスト・ヘミングウェイ(アメリカの作家)
「庭と本さえあれば、必要なものはすべて手に入る」
キケロ(古代ローマの政治家)
「心にとっての読書とは、体にとっての運動である」
ジョゼフ・アディソン(イギリスのエッセイスト・詩人・劇作家)
お読みいただき、ありがとうございました!