メディアで何度も紹介され、SNSでもファンの多い、東京・自由が丘で大人気の「THE LAB TOKYO（ザ ラボ トウキョウ）」が2024年5月21日（火）の営業を最後に閉店を迎えます。

看板商品の「THE chocola（ザ ショコラ）」の味わいと閉店の理由についてレポートしたのでご覧ください。

THE LAB TOKYO

「THE LAB TOKYO（ザ ラボ トウキョウ）」は2021年7月3日、東京都目黒区自由が丘にカフェ併設のガトーショコラ専門店としてオープンしました。

もともと名古屋にあった店舗にて看板商品の「THE chocola（ザ ショコラ）」が、テレビ番組「マツコの知らない世界」で紹介され、当時は予約半年待ちの大人気となり、この「THE chocola（ザ ショコラ）」を携えての東京進出となったのです。

THE chocola

「THE chocola」は、究極のガトーショコラ。

カカオはエクアドル産をメインに、果実感が強めで深みとほどよい苦味のある品種3種類をブレンド。

体のことを考えて上白糖の代わりに”てんさい糖”、卵、生クリーム、バターを使って、一つずつ手作りしています。

そんな「THE chocola」は、通常のガトーショコラのようなどっしりとした味わいではなくエアリーで、口の中ですうっと溶けるのがポイント。この食感にハマる方が続出。

おいしさの秘密は”超微粒子メレンゲ。「THE chocola」が常温ではなく冷凍で流通するのは時間経過にともない、状態が変わってしまうからなのです。

解凍した「THE chocola」は当日中、遅くとも翌日までにいただくのがベストですが、賞味期限は5日間あります。

カフェでイートイン

カフェでは、カットされた「THE chocola」とアイスチャイがセットでいただけます。

コーヒーでも紅茶でもなく、スパイシーなチャイを合わせるのがベストなのです。チャイはお替りもOKとのこと。

席数が少ないため予約困難ですが、雰囲気のおしゃれな店内で手軽に楽しみたい方におすすめです。

新作の「THE chocola 抹茶」

新作の「THE chocola 抹茶」特徴ある食感はそのままに、旨味とコクが強く出る深蒸し製法で作られた愛知・西尾の抹茶を使用。

原料となる甜茶は異なる三カ所の茶園から採れた品種（さみどり・おくみどり・やぶきた）をブレンドしています。

深みのありそうな抹茶の、エアインで溶ける味わいが気になります。

大人気なのに5月21日（火）に閉店

「THE chocola」のうわさは瞬く間に広がり、SNSはもちろん、メディアにも多数露出。また全国各地の催事にも出店し、ファンを着実に増やしています。

また最近では、フジテレビ系列「有吉くんの正直さんぽ」やテレビ朝日「路線バスで寄り道の旅」などの人気番組でも紹介されたので、週末のイートインは満席、平日でも商品は午前中で完売の日が続いているそう。

なのにもうすぐ閉店とはこれいかに？

オーナーシェフの澤田明男氏の基盤は名古屋。この究極の味わいを世に広めようと、東京のスイーツ王国自由が丘にて出店するのは3年間限定と決めていたそうです。

おそらく掲げた目標以上を達成し、「どうしてやめるんですか？」と多くの方に惜しまれつつも、次なる展開へのステップを歩まれています。

名古屋に新店舗オープン予定

7月ごろには名古屋にて新店舗「THE LAB NAGOYA（ザ ラボ ナゴヤ）」がオープンの予定とのこと。

名古屋に回帰され、名古屋を代表する、名古屋でしか買えない”究極のガトーショコラ”となる日はさほど遠くないのでしょうね。

おわりに

大志を抱いての東京進出、名声を挙げてからの地元への回帰となると今後も応援したくなります。

あと1週間ほどで閉店の「THE LAB TOKYO（ザ ラボ トウキョウ）」ですが、平日のわずかなイートイン席、テイクアウト予約で駆け込み、またはオンライン販売にて”究極のガトーショコラ”を味わってみてください。

取材協力：THE LAB TOKYO