柴又帝釈天の近くに広がる「柴又公園」は、「寅さん記念館」や名建築の「山本亭」に加えて、江戸川河川敷の広場も含む一大レジャーエリアです。

現在、寅さん記念館の北側の階段を彩るツツジが見頃を迎えており、はっと目を引く鮮やかさです！
（写真はすべて2023年4月24日撮影）

柴又帝釈天から南へ徒歩5分ほど、風情ある和式庭園を持つ「山本亭」の長屋門を抜けると、目の前に寅さん記念館へ続く階段があります。

中央に伸びる階段の両端はツツジの植え込みになっており、現在はピンクやマゼンタ、赤や白の花で彩られています。階段の下から見上げる眺めが華やか！

向かって左側にある石積みの階段も、見事なツツジに彩られています。
野趣あふれる石垣に明るい色のツツジがよく映え、あたりには風流な空気が漂います。

階段全体に植えられているのは、主に霧島ツツジと平戸ツツジです。
小ぶりながら鮮やかな花がびっしりと咲く霧島ツツジは、実は既に見頃過ぎ。しかし今も場所によっては、目を引く赤い花が階段を彩っています。

大輪の花をつける平戸ツツジは、今が見頃。赤紫色の「大紫」や、淡いピンクの「曙」が、階段を明るく彩っています。
艶やかなツツジを見ながら昇る階段は、足取りも軽くなりそうです。

階段の上から北の方を見下ろすと、ツツジが並ぶ先に山本亭の堂々たる長屋門が見えます。
洋風の意匠のある和洋折衷の門に、色鮮やかなツツジの花が映えています。

階段の上からも下からも見事なツツジが咲き揃う様子を見に、柴又公園に足を運んでみてくださいね。何度も昇り降りをしたくなるような光景です。

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