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【大阪市・なんば】豪華客船でクルーズ気分!名喫茶のカレーはライスにもパンにも合う「珈琲艇キャビン」

日高ケータ編集者・ライター・ディレクター(大阪市)

どうも日高ケータです。

突然ですがカレーが好きです。

でも今日は華やかなスパイスカレーではなく、実家で食べていたような、懐かしい欧風カレーが食べたい気分です。

その店の最寄り駅は大阪メトロなんば駅。写真の四つ橋線北改札口が一番ラクにアクセスできます。

御堂筋線などを利用した場合は、「湊町リバープレイス」を目指してアクセスを。

26-C出口から地上へ出ると、こんな風景が広がります。

奥の方に見える「日商エステム」の看板が掲げられたビルが目的地です。

目的の「珈琲艇キャビン」へ到着!

四ツ橋筋と道頓堀川が交差する、1935年に建築されたモダンなビル「川西湊町ビル」の1階にある喫茶店で、『珈琲艇』の名の通り、お店は外観も店内も船がモチーフになっています。

ちなみに遊歩道から見ると、まさに停泊中の船のよう。丸い窓が見えている部分がお店で、天気の良い日はテラス席での食事もできます。

入り口をくぐると、まさに船の中に降りていくような造りで、非日常感が漂います。

階段の手すりもロープになっていて、趣を感じますね。

「珈琲艇」の文字やポパイのようなイラストも雰囲気を盛り上げる名脇役!

1975(昭和50)年創業の珈琲艇キャビン。

”珈琲艇”というだけあって内装のテーマは豪華客船ですが、薄暗いので潜水艦を連想しますね。

都会にいながらクルーズ気分が味わえるため現在は遠方からもお客さんがやってくる人気店になりましたが、昔は「誰もが通ったことのある場所なのに視野に入ってこない超穴場喫茶」として雑誌に掲載されていました。

シャンデリアや船の模型・オブジェなど、細かなところにもこだわりが感じられますが、個人的に好きなのは舷窓からの明かり。本当に船の中にいるかのような気分が楽しめます。

ちなみに土日なんかに伺うと、アメリカ村と堀江の間にあるからか、はたまたSNS映えを狙ってか、若者がたくさん。喫茶店なのに若者だらけという不思議な光景は一見の価値あり。

メニューはとても豊富で、どれもリーズナブル!

モーニングでもランチでもカフェでも、さまざまな使い方ができるのも魅力的。

お目当てのカレーをオーダーします。

カレーライス880円!

野菜の旨みとスパイスの効いたカレーライスは、口に入れるとフルーツのような甘さがふわっと広がり、その後スパイスの香りや辛味がジワっと効いてくる重奏的な味わい。

ご飯の量はさほど多くないので、女性でもペロリと食べられますが、牛肉がたっぷりと入っているので食べ応えも満点!

ですが、ここのカレーはライスだけではないのです!

ポテトとカレーのオープントースト800円!

食パンにマッシュポテト、その上にカレーをかけ、チェダー・ゴーダ、モッツァレラチーズなどを乗せて焼いたシンプルなオープントースト。

よくあるカレートーストと違うのはマッシュポテトが乗っている所で、これが食感的にも変化が出て、さらにカレーがパンに染み込みすぎないので食べやすくなっています。

自家製カレーも深味があってほんのりビター感も。辛味はチーズのおかげで柔らかくなっているので、子どもでも食べられそうです。

キャビンおすすめのカレーメニュー2つをご紹介しました。

なんばという大都会にありながら、そのことを忘れさせるほどの落ち着きを与えてくれる非常に居心地の良い空間は、ショッピング中の休憩にもピッタリ。

コーヒーもおいしいので、ぜひお試しあれ!

ごちそうさまでした!

珈琲艇キャビン
住所/大阪市西区南堀江1-4-10
電話/06-6535-5850
営業時間/7:00~18:00、土・日曜、祝日9:00~18:00
定休日/なし
席数/35席
交通/大阪メトロ四つ橋線なんば駅から徒歩2分

編集者・ライター・ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、るるぶなどの雑誌やwebサイトで、関西圏のグルメやエンターテイメント情報を発信。大阪ガス関連、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作しています。

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