どうも日高ケータです。

先日、犬を飼いました。家庭の空気が温かくなったのですが、この犬の体が少し弱く、すぐに病院通いになり、眠れない日々が続きました。奥さんはピリピリし始め、家庭の空気が冷ややかになりました。

本日お邪魔したお店も、2つのおいしさを一度に味わえるお店です。

大阪メトロ・京阪淀屋橋駅から徒歩9分の場所にある「うどん処 重己」です。

大阪のうどん好きなら知らぬものはいないのではないか、と言うほどの名店。2021年以降、4年連続でミシュランのビブグルマンを獲得しています。

もともと船場センタービルにありましたが、24年2月にこの地に移転してきました。今回は14:00ごろの訪問だったので店内へストレートインできましたが、運が悪ければ同時間でも行列ができています。

なのでこんな看板も。

みなさまルールは守りましょう！

ほとんどの人がオーダーするお昼のセットがメイン。

そのほか品書きに並ぶのは讃岐らしい釜玉、大阪発祥とされるきつねなどで、まさに2つのうどん文化が交わっているんです！

店主が香川の名店「一福」出身のため、香川と大阪、双方での経験をうどんに生かされています。

店内はL字形のカウンター中心ですが、奥に4人がけ1つ、2人がけ1つのテーブル席もあります。

木の温かみと清潔感にあふれ、以前より落ち着いて過ごせるようになりました。

「大阪のうどんは安い」というイメージからすると少しお高めですが、某グルメサイトでも不思議とそういった意見は見当たりません。

それほど素材にお金をかけていて、それ以上の味を提供してくれるから、みなさん納得しているんだと思います。

お隣にある、1864年創業という老舗「長池昆布」のおぼろ昆布を使ったうどんも。

こういったご近所さんとの縁を大切にする精神も見習わなくては！

卓上には醤油と七味唐辛子、そして天カスと味変アイテムはシンプル。

味に自信があるからかなぁ〜なんて考えていたら、料理が到着！

お昼のセット（かけ＋鯛ちくわ天＋卵かけご飯）1,200円！

かけは冷か温が選べます。おすすめは冷なのですが、外が寒かったため温に。

また、卵かけご飯のほか、じゃこご飯も選べます。

見てください、このダシの美しさ。

ウルメ、サバ、昆布などでとる、大阪とはひと味違う魚介風味の出汁が特徴的。

雑味のない上品なダシはキレもあり、絶妙なバランスで高級感ある味わいにまとまっています。本当に奥深いです。

ネギとショウガ、天カスを入れて味変。

冷えた心まで温めてくれるような、優しい味わいです。

麺はもちもちながらコシもあり、この食感はほかに類を見ないレベル。

ひやかけの時はしっかりとコシを感じる讃岐風なのがビシビシ伝わってきましたが、温かいうどんの場合は柔らかめに仕上がった大阪風。冷と温でここまで変わるのかと感動すら覚えます。

こちらも必食の鯛ちくわ天。

揚げたてで提供してくれますが、これもめちゃくちゃ絶品！ サクサクモチモチの食感と、鯛の甘みと旨味がしっかりと感じられて、他店のものとは一線を画すレベル。これだけでもテイクアウトして家でも食べたくなるほどです。

卵かけご飯。

味の濃い卵に、卓上の白ダシ醤油がめちゃくちゃ合います。ここに天カスを入れるとさらにおいしいのでぜひお試しを！

このクオリティのうどんだと、やはり値段はほとんど気になりませんね！

ダシ、麺、トッピング、ご飯、全てがハイクオリティ！！

大阪在住なら一度は食べてほしい一杯です。

ごちそうさまでした！！