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「THE MANZAI 2013」本戦サーキット5戦目レポート

ラリー遠田作家・お笑い評論家

11月24日、新宿・ルミネtheよしもとにて、「THE MANZAI 2013」本戦サーキット5戦目が開催されました。これは、年末に行われる漫才コンテスト「THE MANZAI 2013」の決勝進出者を決めるための最終予選となるライブ。本戦サーキットは東京、大阪、京都で5回に分けて行われます。

この日は5回ある予選のうちの5回目。勝ち残った認定漫才師50組のうち20組が出演していました。アームストロング、アルコ&ピース、囲碁将棋、ウエストランド、S×L、三四郎、三拍子、磁石、ジャルジャル、笑撃戦隊、スパローズ、超新塾、東京ダイナマイト、トンファー、2丁拳銃、Hi-Hi、ハライチ、ブルーセレブ、ゆにばーす、レイザーラモンの20組。

ライブの終わりには、審査結果としてこの日の上位2組が発表されました。2位はジャルジャル、1位は東京ダイナマイト。ジャルジャルは、次々に明らかになるお互いのおかしいところをつっこみ合う、いかにもジャルジャルらしい不思議でおかしいネタを披露。一方、東京ダイナマイトは、テレビ番組を題材にした漫才で大きな笑いを取っていました。

これで本戦サーキット5回はすべて終了。あとは決勝進出者の発表を待つばかりです。

2位:ジャルジャル(写真左の2人)
2位:ジャルジャル(写真左の2人)
1位:東京ダイナマイト
1位:東京ダイナマイト
作家・お笑い評論家

テレビ番組制作会社勤務を経て作家・お笑い評論家に。テレビ・お笑いに関する取材、執筆、イベント主催など、多岐にわたる活動を行う。主な著書に『松本人志とお笑いとテレビ』(中公新書ラクレ)、『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと『めちゃイケ』の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』(イースト新書)、『逆襲する山里亮太』(双葉社)、『なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?』(コア新書)、『M-1戦国史』(メディアファクトリー新書)がある。マンガ『イロモンガール』(白泉社)では原作を担当した。

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