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キム・グァンヒョン、アン・ウジンの新旧エースが対決<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
11勝目を挙げたアン・ウジン(写真:キウムヒーローズ)

3日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

3連勝中の首位SSGランダーズと、4連敗中で首位と8ゲーム差の2位キウムヒーローズが対戦。ホームのキウムの先発マウンドには防御率5位、10勝のアン・ウジンが上がり、SSGは防御率リーグ唯一の1点台、9勝のキム・グァンヒョンが先発登板した。

アン・ウジンは7回96球を投げて被安打3、無失点。この日は最速157キロの直球とカーブ、チェンジアップの緩急を生かした投球で7つの三振を奪った。

一方のキム・グァンヒョンは1、3回に失点し、6回106球を投げて5安打2失点。5四死球と投球がばらつきながらも粘りの投球を見せた。

試合は3-0でキウムがリードの9回表、SSGに3番チェ・ジョンの15号2ランが飛び出して追い上げるも一歩及ばず、キウムが3-2で勝利した。アン・ウジンは11勝目(5敗)を挙げ、チームの連敗を止めた。

◇8月3日(水)の結果

・トゥサン 3 - 1 サムスン(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:スアレス

・キウム 3 - 2 SSG(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:キム グァンヒョン

・ハンファ 3 - 6 KIA(テジョン)

 勝:ユン ジュンヒョン

 敗:ユン ホソル

・ロッテ 1 - 4 LG(プサン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:バーンズ

・NC 2 - 15 KT(チャンウォン)

 勝:デスパイネ

 敗:ク チャンモ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:8月3日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「ロッテがストレイリーを再獲得」

ロッテジャイアンツは2日、2020、21年にチームに在籍し、2年続けて2ケタ勝利を挙げた投手、ダン・ストレイリーを獲得したと発表した。ロッテは7月31日にグレン・スパークマン(元オリックス)をウエーバー公示申請。代替の外国人投手としてストレイリーがチームに加わることになった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

サムスンライオンズ戦に7番センターで先発出場。1打席目四球、4回裏の2打席目はサムスンの先発アルバート・スアレス(元ヤクルト)の154キロの直球をレフト前に運ぶヒットを放った。3打席目は見逃し三振だった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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