バイデン政権と中東(6)
おそらく、オバマ政権、そしてトランプ政権とバイデン政権で一番違うのはサウジアラビアに対する対応だと思います。サウジアラビアって大きな国です。その南にイエメンという国があって、非常に悲惨な戦争が進んでいます。なぜか、あまりメディアが取り上げてくださらない。特に日本のメディアは。イエメンのことを報道しても視聴率にならないということですかね。何も取り上げてくださらないのですが、2015年からサウジアラビアがイエメンに軍事介入します。介入の黒幕はこの図の下のムハンマド・ビン・サルマン皇太子ですね。長いのでMBSと業界の人がおっしゃっている方です。イエメンで内戦があって、「俺の気に入らないやつらが勝とうとしているから介入して潰してしまおう」とします。
この記事は有料です。
高橋和夫の中東・イスラム・国際情報のバックナンバーをお申し込みください。
高橋和夫の中東・イスラム・国際情報のバックナンバー 2021年4月
税込275円(記事15本)
2021年4月号の有料記事一覧
※すでに購入済みの方はログインしてください。