昨年3月にJR札幌駅の構内で西改札口の近くに設置されたサンドリアのサンドイッチの自動販売機。サンドリアといえば、ご存知の方も多いかと思いますが、札幌市中央区南８条西９丁目の東屯田通沿にある本店は24時間営業の手作りサンドイッチの専門店。なので、自動券売機で買うのに1時間並ぶくらいなら、本店で買ったほうが早いと思っていたものの、新しいものが大好きな札幌っ子としては、やっぱり自販機でもサンドイッチを買ってみたいと思いながら1年。１年経って、少し落ち着いたかなぁと思っていたのですが、今も大人気で並んで買いました。

　サンドリアのサンドイッチ自動販売機のある場所は、JR札幌駅の西改札口の近くの西コンコースにあります。日頃からJR札幌駅を利用している方にとっては、札幌駅の改札が西改札口と東改札口の2つあることは説明しなくてもわかると思いますが、改札を出て右手にミスタードーナツや北海道どさんこプラザがあるほうが西改札口になります。

　サンドリアの自動販売機は、待合コーナーの裏側にあるので、西改札口を出ても、ほとんど見えません。改札口からまっすぐ歩いてつきあたったら右です。

　今もタイミングによるかと思うのですが、札幌駅に着いてすぐに行った時には、とても長い列が出来ていたので、用事を足して帰りにも寄ってみたら、6人ほどしか並んでいなかったので、並ぶことにしました。

　3個までまとめ買いができるので、二人で来た方は、一人が列に並んでいるという姿も。

　並ばずに物珍しさに見ているだけの方もいます。

　自分の順番まであとひとりなったら、売ってるサンドイッチの姿を見ることができます。左横にある両替機は、隣のコインロッカー専用のものでした。サンドリアの自動販売機のお札は1000札のみ対応のようです。

　いよいよ自分の順番です。

　食べたいサンドイッチの下についている番号を探して押して注文します。商品の下に番号と品名は書かれているのですが、価格は注文ボタンのところにしかついていないので、考えながら買うと、後の人に迷惑をかけるかと思って少々プレッシャーがかかります。

　JR札幌駅構内ということもあってか、交通系電子マネーも使える自動券売機のようですが、操作に手間取って後の方に迷惑をかける可能性があるので、現金にしました。(いつもコカコーラの自動販売機で手間取ってるもんで)

　お金を払うと自動販売機の手前のトレーが動き出します。キャッチしながらトレーが取り出し口のところまで降りてきます。

　このサンドイッチの自動販売機は見ているだけでも楽しいです。後に並んでいる人がいなかったら、取り出し口なども写真を撮りたかったところですが、私が行ったときには、常に6人くらいが並んでいる状態でした。

　サンドイッチの補充の基本は「6：00」「10：00」「13：00」「16：00」「19：30」の5回のようです。売れ行き、道路事情などにより補充開始時間が早くなったり遅くなったりの場合があるようですが、その時には補充できしだい販売開始とのこと。この自動販売機は、朝6時～深夜0時までの営業です。よって、1回目の6:00からに関しては、朝５時～６時までの間に商品を補充して、６時になったら販売開始になる設定とのこと。深夜はJR札幌駅の閉鎖される０時まで購入することができるようになっているようですが、5回目19時半の補充で無くなり次第の販売終了のようです。これはタイミングになりますよね。

　ポテトサンドとたまごサンドを購入して、快速エアポート新札幌まで乗りましたが、ロングシートではなく、2人掛けの転換クロスシートだったので車内で食べました。私は特にサンドリアのポテトサラダ(税込200円)が大好きです。旅のお供にサンドイッチもいいですよね。さすがにロングシートだと無理ですが。

　その時にサンドイッチに貼ってあるシールをみてビックリしたのが、本店ではなく、屯田店のシールでした。サンドリアの自動販売機担当の方に問い合わせて聞いてみたのですが、サンドイッチは屯田店、本店と手分けしながらの製造しているそうです。5回の商品補充が北区屯田6条4丁目にある屯田店からなのかと思ったら遠いのに大変だと思っていたのですがそうではないようで。とはいえ、屯田店も、営業時間が朝9時からのオープンが、3月25日からは朝7時からになって、通勤通学前に寄れる方が増えて、今まで以上に忙しくなるのではないでしょうか。ちなみに屯田店の前にも営業時間外でも買える自動販売機もあるようです。

　本店、屯田店、札幌駅の自動販売機で展開しているサンドリア。サンドリア専用の食パンは、自動販売機で買ってもとてもやわらかでした。是非、食べてみてくださいね。