【札幌市南区】入場無料!ゴールデンウィークにもおすすめの札幌市交通資料館に行ってきました。
平成29年の秋から休館していた札幌市交通博物館が、5月1日にリニューアルオープンしたということで、さっそく行ってきました。
場所は、札幌市南区真駒内東町1丁目1番20号の平岸街道沿にあります。しかし、駐車場はありません。オススメは地下鉄に乗って、自衛隊前駅から歩いて行くことがベストです。車で行くという場合は、自衛隊駅前の平岸街道沿ではなく、一本裏側の中小路に、コインパーキングがありますので、路上駐車や近隣商業施設には迷惑をかけないようにしてもらいたいと思います。
交通資料館の入口には、何か所かに駐車に関する案内が貼ってありました。これを無視する方が多くなると、交通資料館の一般公開がなくなってしまったら困るので、絶対にマナーを守りたいところです。
地下鉄からだと、自衛隊駅前の改札をでたら、左右に出口がありますが、左側(西出口)を出ます。
出口を出ると、目の前は、平岸街道をはさんだら自衛隊の真駒内駐屯地。左を見ると交通資料館が見えます。自衛隊の真駒内駐屯地も、以前はさっぽろ雪まつりの会場だったので、私にとっては、地下鉄自衛隊駅前も含めて、懐かしい想い出がたくさんある場所です。
入口の手前には、懐かしき市営バスの姿も。
入口を入ると、パンフレットが置いてあります。多目的室の案内と、屋外展示場の案内が書かれていました。多目的室では、懐かしの市営交通というタイトルで映像が見れるようになっているのと、屋外展示場では、期間限定で3台の電車の中も見学できるようになっているという案内です。
オープン日の5月1日に行ったのですが、いろんな年代の方たちでにぎわっていました。
パネル展示は、札幌のりものヒストリー
実物展示は、札幌のりものライブラリーといったカテゴリーで展示されているほかに、引き出しをひっぱると展示品が見れるといったしかけのあるものもありました。
地下鉄の資料の台紙がなぜかコンサドーレだったりもしました。(笑)
体験展示の札幌地下鉄ライドは、地下鉄模型にカメラが搭載されていて、地下鉄の疑似体験ができるようになっています。
市営交通おと図鑑は、駅のボタンを押すと、音が流れてくるんですが、これは子どもたちに大人気で、なかなか大人が割り込んで出来る状態ではなかったです。
地下鉄の初代改札機も展示されていたのですが、この改札機にまつわる嫌な想い出を思い出すことに。(笑)
自動改札機のシステムをわからない幼稚園に行くか行かないかの頃の私は、切符を入れないで通ったらどうなるのか兄に聞きました。すると兄は「通ってみれば」と言ったので行ってみたら、突然扉がバーンと出てきて胸部と腹部をぶつけました。大人だと足ですが、子どもだと思いっきり身体に当たるので、ものすごく痛かった思い出があります。それがものすごく恐怖だったので、しばらくの間、母親に抱っこしてもらったり、おんぶしてもらって通っていたことを思い出したわけで。
今回も、少しびびりながら通ってみましたが、特に反応はありませんでした。
すごいなぁと思ったのが、スタンプラリーのスタンプです。1から5のスタンプを重ねて押していくと、ある絵が完成するというものです。
1つめのスタンプだけお見せしたいと思いますが、完成したら感動的でした。ぜひ、パンフレットをもらって、スタンプラリーを楽しんでくださいね。
外の展示も、市電と地下鉄の展示があります。市電は、昔も連結の市電があったのを知りませんでした。札幌の市電の歴史は、とても古く、知らないことがたくさんあり、新しい気づきがありました。
地下鉄は、最初の頃の地下鉄にたくさん乗っていたので、いろいろ想い出がよみがえります。子どもの頃、真ん中にあるマークは、地下鉄のマークだと思っていました。これが札幌市のマークだと知ったのは、ずいぶん後になってからです。
中に入ると、昔の地下鉄の路線のシールが貼られたままでした。
とはいえ、もっと前だと、南北線は北24条まででしたし、東西線も白石まででしたよね。ということで、この路線シールを見るだけでも車両は昭和57年以降も現役で、まだ東豊線が無い昭和63年までの間に引退した車両ということがわかります。(昭和60年3月に引退したようです)
私は乗り物マニアじゃないですが、ずっと札幌に住んでいる人間として、札幌市交通資料館はとても楽しかったです。こんなに楽しくすごせるのに無料というのもありがたいです。是非、ゴールデンウィーク中や夏休みを利用して楽しんでみてください。
札幌市交通資料館
札幌市南区真駒内東町1丁目1-20 地下鉄自衛隊前駅から徒歩5分
電話番号 011-522-5380
営業時間 9時30分~16時30分
開館期間 4月15日~10月31日
休館日 水曜(札幌市内の小学校の夏休み期間は営業)
入場料 無料
駐車場 なし