【緊張するセリフの好かれる言い換え3選】好感度を下げずに伝えるには…⁈
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、緊張するセリフの好かれる言い換えを3つ、ご紹介します。言いにくいことを好感度を下げずに伝えるにはコツがいります。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.「そろそろ時間なので…」は?
次の予定があって話を終わりにしたいときに、「そろそろ時間なので…」と切り出すのは緊張しませんか?そんなときは、「今日のお話、本当に楽しかったです」と、終わりを予感させるコメントを入れましょう。
「桐生さんのエピソード、とっても参考になりました」「今日の神社巡りのお話、おもしろかったです」といった、会話を終わらせるフリの後、「もうこんな時間なんですね。あっという間でした。貴重なお時間をありがとうございました」と、感謝を伝えます。これならドキドキしないで言えそうですよね。
映画のエンドロールが流れると、終わりを感じます。「蛍の光」が流れたら、閉店時間だと気がつくでしょう。終わりの予感があれば、心の準備ができます。
会話の中に終わりの予感を挟んで、相手に心の準備をしてもらってから、お礼を伝えるようにしてみましょう。自然に会話を終わらせることができますよ。
2.「それは違います」は?
人にはそれぞれ違った価値観があるので、相手の意見に対して「それは間違っている」と感じることもありますよね。とはいえ、それをそのまま口に出してしまっては、その場が一気に緊迫するでしょう。
相手の意見を否定することなく、自分の意見を伝えられたら…。しかも緊張しないで自然に…。
たとえば、こんな言い方はどうでしょう?「それは無理」と言われたら、「ですよね。実は、そう思って対策を考えてみました」。「時間がないよ」と言われたら、「わかります。なので5分で終わらせます」。「それは変えられない」と言われたら、「確かに難しいですよね。一方でこのような考え方もあります」。
まずは「そうなんです」「わかります」と相手の意見を受け止めてから、「だからこそ」「一方で」といった接続ワードを使って持論を展開するのがポイントです。
この言い方を上手に使えば、「言いたいことが言えなかった…」と後悔することも減らせるはずですよ。
3.「真剣に聞いてください」は?
人前で話すとき、この話だけは真剣に聞いてほしいと思うときがあると思います。気合が入りすぎた怖い顔で「真剣に聞いてください」と言ったなら、その場の空気が重たくなり、緊張する状況を自ら作ってしまうことになるでしょう。
「じゃあ、どうしたらいいの?」と思いますよね。そんなときは逆に「リラックスして聞いてください」と伝えてみましょう。
人は、自らの意志で選択し、行動したい生き物です。私たちには、禁止されるとやりたくなる行動心理があり、制限されると反発したくなるのです。「やるな」と言われたら「やりたくなる」、「見るな」と言われたら「見たくなる」。身に覚えがありますよね(笑)
「リラックスして聞く」というのは、集中して聞くことを禁止されている状態。だから、逆に集中したくなるんです。もちろん絶対ではありませんが、真剣に聞いてもらえる確率はグッと上がるでしょう。
私も、「真面目に聞かないでね」「話半分に聞いておいて」なんて言われると、なぜか前のめりに聞きたくなります。不思議な心理ですね。
まとめ
私はこのことを、桐生 稔さんの著書【緊張しない「最初のひと言」大全】を読んで学び、自分なりの解釈を加えて発信しています。本書には、今回ご紹介した他にも、上手に伝えるコツが満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます
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【参考文献】
緊張しない「最初のひと言」大全
桐生 稔・著 Clover出版
この本に出会えたこと、感謝しています