【気づいたら避けてほしい!4つの悩み沼】考えすぎて自分を追いこんでいませんか?
こんにちは、読書家・はるママです。
今回は、「気づいたら避けてほしい!4つの悩み沼」についてお話しします。人が物事をどのように捉えるかを「認知」といいます。日々悩みがつきず、心へ負荷をかけ続けると、物事を正常に捉えることが難しくなり、認知が歪んでくることがあるのです。よくある認知の歪みの種類を知っておくことで、悩み沼を避けられるかもしれません。考えすぎて自分を追いこんでいると感じる方は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
1.ゼロか100でしか判断できない
いわゆる完璧主義の人に多くみられる考え方で、パーフェクトじゃなきゃ価値がないと考えます。比較的うまくいったことでも、悪かったことだけに焦点を当てて、後悔を引きずってしまいがち。どんな人にだって欠点はあるし、どんなに素晴らしい意見にも反対意見は存在します。この沼にハマる人は、物事を極端に考えすぎないようにして、そこにはグラデーションがあるということを意識してみてはいかがでしょうか?
2.おおげさに考えてしまう
特定の出来事をおおげさに考えてしまう思考を「論理の飛躍」といいます。たとえば「既読スルー」されたときに、「相手に嫌われてしまった。もう連絡しないでおこう」と考えてしまうのは飛躍しすぎでしょう。一度の既読スルーだけで判断することではありません。少し冷静になって、飛躍して物事を考えていないかに、注意を払ってみましょうね。
3.自分にいいことを過小評価
悪かったことは拡大解釈して、良かったことを過小評価してしまう人がいます。ちょっとした失敗で「もうダメだ」と感じ、成功しても「こんなの、まだまだ」と思ってしまう…。もう少し自分に優しくしてあげてもバチは当たらないでしょう。ときには「よくやってきたね」と自分をねぎらうことも大切です。
4.「○○すべき」にとらわれる
どんな状況にもかかわらず「○○すべき」「○○しなければならない」と考える思考のことを「べき思考」といいます。「親なら○○するべき」とか「女性は○○しなければならない」とか。ひとつの価値観にとらわれて、それ以外は受け入れない姿勢でいると、人と衝突することも多くなり、自分を追いこむことにもなりかねません。「こうするべきでしょ」と誰かに押し付けたり、自分に言い聞かせていることに気がついたら、「本当にそうかな?」と少し立ち止まってみてはいかがでしょうか?「べき思考」を手放すタイミングかもしれませんよ。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私は若い頃、4つすべての悩み沼にハマっていて、自分はそういう性格なのだと思い込んでいました。それが「認知の歪み」なのだと知っていたら、もっと楽に生きてこられたのかもなぁ、なんて思います。
私はこのことを、メンタルドクターSidowさんの著書「精神科医が教える 疲れた心をスーッとほぐす方法」を読んで学び、自分なりの解釈を加えて発信しています。本書には、今回ご紹介した他にも、心をほぐすヒントが満載です。もっと詳しく知りたい方は、是非お手に取ってご覧ください。
【参考文献】
メンタルドクターSidow・著
「精神科医が教える 疲れた心をスーッとほぐす方法」 KADOKAWA
この本に出会えたこと、感謝しています