11年前と今夏に起きた「得点ありのトリプル・プレー」には、どちらもルイス・カスティーヨが関わっていた
得点ありのトリプル・プレーは、イライアス・スポーツ・ビューローによると、ここ40年に2度しか起きていない。2006年5月27日と2017年7月25日だ。
11年前のトリプル・プレーでは、二塁を守っていたルイス・カスティーヨ(ミネソタ・ツインズ)が打球を処理した。この夏は、ルイス・カスティーヨ(シンシナティ・レッズ)の投球がバットに弾き返され、そこからトリプル・プレーとなった。
2人のルイス・カスティーヨは、別の選手だ。兄弟や親子などの血縁関係もなく、どちらもドミニカ共和国の出身だが、姻戚関係でもないらしい。
単なる偶然に過ぎないとはいえ、次に得点ありのトリプル・プレーが起きる時も、ルイス・カスティーヨが関わっているのだろうか。
これまでにメジャーリーグでプレーしたルイス・カスティーヨは2人しかおらず、一方はすでにユニフォームを脱いでいる。ただ、もう一人は今年6月にメジャーデビューしたばかりで、年齢は24歳だ。得点ありのトリプル・プレーに、再び関わるかもしれない。
11年前のトリプル・プレーでアウトになった一塁走者は、現在もプレーを続けている。その選手は、テキサス・レンジャーズのエイドリアン・ベルトレーだ。
また、この試合に出場したジョー・マウアーとイチローも、それぞれマイアミ・マーリンズとツインズで今シーズンを過ごしている。マウアーは一度も移籍しておらず、ずっとツインズのままだ。