【西宮市】『グルメ御用達』ご飯に匠の味で幸せを添えて《本物の味・無添加純正食品 清左衛門》
熱々の白いご飯をより美味しく楽しませてくれる佃煮やふりかけ、冷めたご飯を風味豊かに心まで温めるファストフードお茶漬けなど、日本人の心に深く根付いたこれらの伝統的な食品は、世代を超えて愛され続けている食文化。
そんな日本の伝統食佃煮の専門店《清左衛門》さんは、阪神甲子園駅より徒歩5分、「甲子園けやき散歩道(旧国道)」沿いに佇む純和風のお店です。
私が以前こちらの近くに居を構えていた頃、このお店の大ファンでした。しかし中々こちらへ来ることがなかったのですが、どうしても「佃煮食べたい!」という気持ちになりお伺いしたのでした。
ご店主さんにお話を伺いました。
リポーター「素敵な店名の清左衛門にはどのような由来があるのでしょうか。」
ご店主「これは大阪泉南にあったうちの屋号で、叔父に勧められてつけたものです。」
(屋号とは、農家や商家が代々引き継いできた家の名前や称号のことを指します。この屋号は単なる家族名とは異なり、その家が持つ歴史や伝統、土地との結びつきを表すものです。屋号は地域社会においてその家を識別するために使用されていました。)
リポーター「元々、古くから佃煮屋さんだったのですか?」
ご店主「いえ、料理上手な母が作った佃煮があまりに美味しいということで、西天満の料亭のオリジナルのお土産として採用されたのがきっかけでした。その後、私と母が二人でこのお店を始めました。」
高級料亭が認めた手作りの母の味なのですね。
清左衛門さんの製品は、天然・無添加・オーガニックの拘りの原材料を使用し、丁寧に手作りされた身体と心を整える自然な本物の味です。魅力的なご飯のお供が豊富にありますので、どれにしようか本当に悩みます。
ご店主「材料にとても気を遣っていますので、グルメ層の方にも、ヘルシー系の方にもご好評いただいています。」
佃煮の他、ふりかけ、煮豆、お惣菜、ピクルス、カレー、進物品などなど、幅広い商品のラインナップで、どれも興味深く、隅から隅まで一品づつ見てしまいました。
こちらは備長炭で焼き上げた質の高い高級お茶漬けの鮭茶漬(炭焼き・手ほぐし)。グルメの方に大人気なのだとご店主にお伺いしました。こちらはお茶漬けだけではなく、ご飯のお供として、お酒の当てとして、お弁当のお供としても大活躍するそうです。
奥のコーナーにはオーガニックのお米や調味料なども販売されています。
こちらは、長野の農家さんが人の手で雑草を引き、化学肥料と農薬を使用せず育てられた安心安全なお米です。
私も以前販売されていたこちらの「おにぎり」でいただいたことがありますが、とてもふっくらとして甘みとほんのりとした香りがあり、一口食べるだけで自然の恵みと丁寧な栽培の賜物を感じることができた美味しいお米です。
そして、今回私がいただいたのは3点。
まずは、絶対欲しかった椎茸の大黒煮(税込 ¥972 )。こちらは、ちらし寿司やおそうめん、冷やし中華に最高なのです。私はご飯のお供としても気に入っています。
大分県産の原木しいたけを、程よい甘さ控えめの「甘辛味」に仕上げた一品。
自宅で早速おそうめんでいただきました。椎茸の旨味と清左衛門さんならではの上品な美味しさをしっかり閉じ込め、美しい艶を帯びた漆黒の椎茸は、おそうめんの主役を張ってくれました。久しぶりの清左衛門さんの味に大感激しました。
そして、ご店主にお薦めいただいた丹波篠山の大納言小豆と三温糖で仕上げた大納言(つぶ餡)と、可愛くて目に止まった国産パプリカのスウィートピクルスも購入。
大納言は、おそうめんの後のデザートにいただきました。
実はこちらの大納言、佃煮屋さんなのに雑誌『BRUTUS』の「甘いもの100選」に掲載されたのだそうです。
口の中で広がる甘すぎない上品な「これぞ日本の甘味」が、抹茶アイスの苦味と相まって最高のスイーツが完成しました。コレは病みつきになります。ひとつひとつの小豆の食感も楽しい。小瓶でも3回分ありました。リピート決定です。
目にも鮮やかな国産パプリカのスウィートピクルス(小びんで税込¥810)はカレーライスに添えて。国産の完熟パプリカとオーガニック蜂蜜で、サワーな中にも優しい甘さがありカレーにぴったりでした。
おかげさまで、幸せを感じる食卓となりました。
舌の記憶に残る本物の味、清左衛門さんへぜひお越しください。
≪店舗情報≫
【店名】無添加純正食品 清左衛門
【住所】兵庫県西宮市甲子園五番町15-16
【電話】0798-49-8898
【営業時間】午前10:30 ~ 午後6:00
【定休日】日曜日 ※正月、GW、夏期休暇はHPにてお知らせ
【Instagram】甲子園の清左衛門/高級・無添加、ご飯の友専門店/オーガニック
【オンラインショップ】清左衛門オンライン店