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クローゼットがスッキリしている人が当たり前にしている3つのコト

藤原友子小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

毎朝クローゼットを開けるたびに服はたくさんあるのに着たいと思う服がない、どうしてうちのクローゼットはこんなにぐちゃぐちゃなのだろうと思うことはありませんか。

今回はクローゼットがいつもスッキリしている人が当たり前にしていることを紹介します。

①まだ着れるかではなく「自分が着たいかどうか」で決めている

理想のクローゼットは、今着たい服がすぐに着ることのできる状態でスタンバイしていること。

だから、着ることができるかどうかではなく実際に着たいと思うかどうかです。

服をまだ着れるかそれとも着れないかで判断すると、破れていたり大きなシミや虫食いの穴がある服以外はまだ着ることができる服になります。

クローゼットがスッキリしている人は、服そのものの状態ではなく、着たいかどうかという自分の気持ちを大切にしています。

②自分に似合う服を知っている

クローゼットがスッキリしている人は、たくさん服を持つことより自分に似合う服を持つことを重要視します。

自分の体形に合う形、自分の肌に合う服の色を知っていると、服を買う時に選びやすくなるし、クローゼット内の服を手放す時の基準にもなります。

似合う服を着ていると、スリムに見られたり、若々しく見られたり友達から「素敵!」と言われることがあるかもしれません。

服が多くて困っている、何を基準に服を選んだらよいかわからないという人は、自分に似合う服の形や色を知るために、骨格診断やパーソナルカラー診断を受けてみるのも一つの方法です。

③よく考えて買っている

クローゼットが服でいっぱいの人は圧倒的に買う服の量が多いです。

服をなかなか捨てることができなかったり、自分が着たいかどうかがわからないのであればよく考えて買うしかありません。

「2枚買うと3枚目が半額!」このような売り方をする店もあり、特に欲しい服がなくてもつい買ってしまったり、

店員さんから「この服は定番です」と言われると買わないといけないような気持になりますが、誰かの決めた定番=自分の定番とは限りません。

クローゼットがスッキリしている人は、流行や定番も大事にしますが、自分が本当に欲しいと思った服や、納得して購入した服を新たにクローゼットに迎え入れるようにしているのです。

クローゼットがスッキリしている人は特別に収納上手というわけではありません。自分が着たいかどうかで服を選び、自分に似合う服を知っていて、買い物上手なのです。

持っている服は少数精鋭でどの服も活躍しクローゼットの中がイキイキとしています。

服は裸を隠し寒さなどから身を守るためのモノと考える時代ではありません。着心地がよくリラックスできたり「人からこんな風に見られたい」という理想を叶えてくれるのが服なのです。

もし服が多くて困っているのなら、まずは服の状態ではなく「自分が着たいかどうか?」から考えてみてはいかがでしょうか。

小中高4人の母/すぐ片づく暮らし

片づけのプロとして活動を始めたのに、自分の家は「片づけても、また散らかってしまう」という矛盾に悩む。家が散らかってしまうことを隠そうとしていたが、「いつもキレイじゃなくてもいい。何かあったときにすぐに片づく家にしておけばいい」と開き直り新たなメソッドを確立。 いつもキレイにしなくちゃいけない、もっと頑張らなくちゃいけない、そんなプレッシャーから解放され、もっと自由に、その人らしく生きるお手伝いを「片づけ」を通して行っている。著書『片づけられない主婦と片づけ嫌いの子どもを180度変える本』(マガジンランド)

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