新玉ねぎは「生で食べて!」栄養士からのお願い【そのワケとは?】
こんばんは!栄養士食堂です。
今が旬の新玉ねぎ。
実は新玉ねぎは生で食べるのがおすすめなんです!
今回は栄養士である私が「新玉ねぎを生で食べてほしい理由」を解説していきます。気になる方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 玉ねぎの栄養
2 玉ねぎの保存方法・選び方
3 新玉ねぎを生で食べてほしい理由
4 まとめ
1.玉ねぎの栄養
カリウムや食物繊維、ビタミンCが含まれます。また、辛味成分「硫化アリル」には動脈硬化予防やコレステロール低下などの効果があるとされています。
2.新玉ねぎと普通の玉ねぎの保存方法・選び方
新玉ねぎの保存方法・選び方
保存方法→ポリ袋にいれて冷蔵庫の野菜室で保存する。
選び方→皮にツヤがありカビなどがついておらず重みがあるもの。
普通の玉ねぎの保存方法
保存方法→ネットにいれて風通しがよい涼しい場所で保存する。
選び方→皮がよく乾燥し、ツヤがあるもの。
3.新玉ねぎを生で食べてほしい理由
それではさっそく新玉ねぎを生で食べてほしい理由を解説していきます。
その理由は、玉ねぎの辛味成分「硫化アリル(※)」は生で食べると効果が発揮されるから!
※硫化アリル…玉ねぎを切ったときに目が痛くなる原因の成分
玉ねぎの辛味成分「硫化アリル」は1の玉ねぎの栄養で述べた通り、動脈硬化予防やコレステロール低下などの効果があるとされる玉ねぎの特徴的な成分です。
しかし「硫化アリル」は熱に弱く、加熱すると成分が変わってしまうので、効率的に栄養を摂りたいのなら生で食べるのがおすすめです。
「生で食べると辛い…」とお悩みの方は、水にさらすと辛味が弱まりますが(硫化アリルは水溶性のため)、さらしすぎると有効成分が全部流れてしまうので注意しましょう。
普通の玉ねぎにも「硫化アリル」は含まれますが、新玉ねぎより辛味が強く生食にはあまり向かないので、今しか味わえない新玉ねぎをぜひ生で食べましょう。
4.まとめ
・新玉ねぎを生で食べてほしい理由は、辛味成分「硫化アリル」は生で食べると効果が発揮されるから。
・玉ねぎの辛味成分「硫化アリル」は、コレステロール値低下や動脈硬化予防に効果的とされている。
・新玉ねぎは冷蔵庫で、普通の玉ねぎはネットにいれて風通しがよい涼しい場所で保存する。