5戦全勝5KOのライトヘビー級サウスポーが今週末リングに上がる
5戦5勝5KOのライトヘビー級サウスポー、アティフ・オベルトン(24)。身長191センチ、リーチ185センチの恵まれた体格から繰り出す左ストレートが魅力だ。
ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ育ったオベルトンは、2階級制覇王者、ダニー・ガルシアのジムメイトでもある。
ガルシアがリングに復帰する今週末、オベルトンも前座に出場することとなった。
オベルトンは言う。
「今の俺は野獣のようだぜ。ボクシングファンが望む全ての要素を含んだファイトをご覧に入れるよ。ボクシング界の将来も担ってやる。今回、対戦相手が二転三転した。新たに決まった相手の動画をオンラインで見たよ。彼は道化役者だな。リングで困惑することになるだろう。
誰が何と言おうが、俺は175パウンドのライトヘビー級で最強だ。それを証明するだけさ。7月30日は、誰もが俺の言葉に納得する筈だ。
試合を目にすれば、嫌でも俺の才能を感じざるを得ない。ボクシング好きなら、俺の姿に目が留まるだろう。その仕事ぶりを見てほしい。ライトヘビー級のタイトルを全部アメリカ合衆国に持ってきてやるよ。
俺はボクシング界の神の一人となるんだ。ゲームもしない。友達も作らない。世界一の、最強の男に君臨してみせる。まぁ、見ていてくれ」
若き日のモハメド・アリに影響を受けているかのような発言を繰り返すオベルトンだが、大言壮語すればする程、プレッシャーが大きくなることも理解したうえでの振る舞いであろう。
まずは30日に、どんな内容のファイトを披露するかだ。6度目のKOを飾れるか。