本格豚骨＆みそ豚骨ラーメンとチャンポンが人気の双璧で開店と同時に満席＆行列のできる福岡の有名な餃子店

ラーメンアンテナ｜福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

11/2(土) 7:00

福岡県福岡市中央区の六本松。福岡市営地下鉄七隈線の「六本松駅」から3分ほど。六本松の路地裏の一角に佇むお店〈餃子一鉄〉。ラーメン激戦区として知られるエリアの中でも異色の存在として“知る人ぞ知る”人気の餃子店だ。人気のメニューはもちろん名物であり屋号にも冠している「餃子」ではあるのは間違いないものの、それと双璧（もしくはそれ以上）ともいえる人気商品が「ラーメン」と「チャンポン」になる。

特にお昼時は「餃子」がセットで付いてくる「セットメニュー」を求めて常連や地域の人々が訪れ、行列もできるほどの人気を誇る。夜は、ビールやお酒類で一杯やりながら「餃子」を酒の肴にいただくというスタイルが定着しながら、さらにシメに「ラーメン」や「チャンポン」をいただくのも乙なものだ。

ランチは餃子付のセットメニューが人気

ここ〈餃子一鉄〉では、お昼時に名物の餃子や小めしをお供に麺類を堪能できる「セットメニュー」がある。ランチタイム（11時30分〜14時30分ラストオーダー）は、麺類に「小めし・餃子3コ・サラダ」が付くセットメニューが人気で、開店と同時に満席になり、行列ができる時間帯もあるほど。麺の種類は3種類で、ラーメンは濃厚な「豚骨ラーメン」と「みそ豚骨ラーメン」の2種類があり、ボリュームのある人気メニューの「チャンポン」が1種類というラインナップ。麺類だけでも結構なボリュームながら、いずれも濃厚な旨みスープなので、餃子や小めしとの相性がとてもよく意外なほどペロッと完食できてしまうので安心してご注文いただければと思う。

濃厚でコッテリな豚骨スープがクセになる

この日、訪れたのは開店時間の11時半を5分ほど過ぎた時間帯。ところが店内のテーブル席はほぼ満席で、カウンターのみが空いている状況。こちらは普段通り、カウンター席に腰を下ろし麺メニューの中から「ラーメン」の単品を注文。その間も後客が途切れず、テーブルもカウンターもあっという間に満席になり、外に待ちの列ができ始めた。

待つこと少々、配膳されたラーメンは、本格派のややトロミのある濃厚な豚骨スープに今回は特に脂感が強めな仕上がりになっていた。この見た目の感じから福岡・博多の豚骨ラーメン好きの方には、かなりお好みな一杯じゃないかと想像する。

そしてスープに合わせる麺が極上。しなやかな細ストレートの麺は、モチッとした食感で歯応えのいい心地いい麺でスープとの一体感もある抜群。具材はオーソドックスなネギとチャーシューのほかに、少量の「もやし」と「きくらげ」が入るというシンプルな構成。それぞれの具材がスープとの相性もよくその美味しさを引き上げてくれる。とても癖になる美味しさがあり何度も訪れたくなる。ごちそうさまでした。