なぜALS嘱託殺人の量刑が懲役18年だったか?裁判所が重視したポイントは
難病ALS患者に対する嘱託殺人罪などに問われた医師の男に対し、京都地裁が3月5日に懲役18年の有罪判決を言い渡した事件では、ネット上でも「量刑が重すぎる」といった意見が大多数を占めていた。
被害者が自らの死を望んでいたからだが、嘱託殺人罪だけに重点を置いたメディアの報じ方にも誤解を招く原因があった。なぜ裁判所が懲役18年という量刑を導いたのか、改めて一連の事件を振り返るとともに、安楽死を巡る法的問題について考えてみたい。
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