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外観からは何屋か理解できないのに「絶え間なく客が来る奇妙な店」意外過ぎたまさかの店内がこちら/藤沢市

ころんころライター(藤沢市)

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唐突な質問ですが、みなさんは「あのお店何屋さん?」と感じている気になるお店ってありませんか?そういうお店の取材にワクワクする筆者ころんころです。笑

そんな本日のお店は、小田急江ノ島線「長後駅」から徒歩3分ほどの交差点にある「奇妙な店」です。

横断歩道の先に見える「藍色の暖簾がかかる引き戸のお店」。あそこが今日のお店なのですが…

遠目から見ると定食屋?茶屋??風呂屋???と思うような不思議な佇まい。それにも関わらず、外観を撮影しているわずかな間にも次々とお客さんがお店に吸い込まれていきます。

ここは一体何屋さん...?

店内にお邪魔してみます。するとそこには…

上から下までびっしりと、あふれんばかりの「花」であふれた空間がありました。その数と雰囲気にしばし圧倒される筆者。とくに天井から吊るされたドライフラワーが芸術的で、まるで異空間にいるようです。「花屋」みたいですが、少し趣向が異なる「花屋」にも感じます…。

自然乾燥により、新たに命を吹き込まれる「ドライフラワー」
自然乾燥により、新たに命を吹き込まれる「ドライフラワー」

「お待ちしておりました」とお声をかけてくださったのは『花くっく藤沢店』の店主・坂東さん。「元は八百屋さんだったこの場所を自分たちの手でリフォームし、ウッディな花屋に生まれ変わらせました。一見外からは何屋だかわからない佇まいなので『入店するまでにひと月も悩んだわ』なんて話されるお客さんもいます」と笑います。

開業から10年、いまの場所に移転して5年目を迎える『花くっく藤沢店』。今では茅ヶ崎市にも姉妹店をもつ人気花屋で、日々厚木市の市場から花を仕入れています(都内の市場にも買い付けに行くそうですよ)。旬の花々をはじめ、苗もの・ブーケ・仏花・ドライフラワーなどを販売。長後では数少ない花屋として、お客さんのニーズに幅広く応えます。

春らしい旬の「スイトピー」
春らしい旬の「スイトピー」

お供え花などの「マム」
お供え花などの「マム」

お手頃価格の小さな「ブーケ」
お手頃価格の小さな「ブーケ」

大きなブーケの制作は事前にお電話でご予約を
大きなブーケの制作は事前にお電話でご予約を

「ラグラス(バニーテール)」
「ラグラス(バニーテール)」

フェルトのような質感の「ダスティミラーシラス」
フェルトのような質感の「ダスティミラーシラス」

撮影しながらお店のようすを見ていると、商品選びだけでなく坂東さんとの「日常会話」を楽しむお客さんたち。なかには「ここは『花屋』っぽくなくていいわよね!癒し空間って感じ。長く居たくなっちゃう…」なんて話すお客さんも(笑)。坂東さんも「私もお喋りが大好きなので、お客さんといろんなお話をしながら、お求めになる花を一緒に選んだりブーケをお作りします。『花屋』ではありますが『花を感じていただける癒し空間』になれれば幸いです。これだけの花に囲まれる機会もなかなかありませんから」と言います。「花離れ」なんていう言葉も耳にする時代ですが、こういうお店が身近にあると「花のある生活」「花を贈る習慣」が自然と生まれそうですよね。

長後の街角で見つけた「外観からは何屋か理解できないのに『絶え間なく客が来る奇妙な店』」は、坂東さんのセンスと想いがギュッと詰め込まれた「心と生活を豊かにしてくれる小さなお花屋さん」でした。ぜひ一度足を運んでみてくださいませ。※旬の花情報はお店の公式Instagram(外部リンク)にて配信されています。商品価格については店頭でご確認ください。

基本情報
店名:花くっく藤沢店(はなくっく)
住所:藤沢市長後676-1
アクセス:小田急江ノ島線「長後駅」から徒歩3分
電話:0466-43-8790
駐車場:有り(『ドキわくランド』の駐車場が提携駐車場となります)
※茅ヶ崎市内にも姉妹店『花くっく茅ヶ崎店』があります。そちらもあわせてご利用ください。

公式Instagram(外部リンク)
※詳細は『花くっく』の公式サイトをご確認ください。

取材・校正協力 花くっく 坂東様

ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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