Yahoo!ニュース

同じ運動をして痩せる人と痩せない人の違いって?【ダイエット】

ダイエット専門トレーニングYUKIKOフィットネストレーナー

同じように動画を見て運動をしているのに
〇〇さんは痩せたのに、
私は痩せない…

そんな声を聞くことがあります。

痩せた方と痩せない方には
運動以外の違いがあり、

同じ運動をしても
早く結果を出すコツがあります。

そこで今回は
同じ運動をして、
痩せる人と痩せない人の違いを
ご紹介します!

同じ時間運動するなら
股関節周りの大きな筋肉を使う運動が効果的です!

おなか・内もも・外もも・お尻も鍛えられる
最新の人気の動画はコチラ

同じ運動をして痩せる人と痩せない人の違い

同じ運動をしたとしても、
運動をする時間帯や
運動前に何をとるかによって
相乗効果を生むものがあります。

ここからは具体的に何をすれば
相乗効果が上がりやすいのかをご紹介します。

午前中に運動をしている

2019年に行われた
ロンドンでの研究によりますと

午前中(7:00~11:59)の運動は、
夕方(15:00~19:00)の同程度の運動よりも
体重が減りやすいとわかりました。

この研究では午前中に運動すると
1日のエネルギー摂取量も減少する傾向が認められました(Erik A,2019)。

なぜ午前中の方が体重が落ちやすいのか?

これらのメカニズムは
まだ明らかにはなっていませんが、
午前中に運動が可能な方はぜひ
午後ではなく午前中に変えてみてください。

運動に必要なものを適切にとっている

筋トレの効果を上げるには
基礎代謝に影響する筋肉を
効率よく増やすことが大切ですが、

タンパク質量が不足すると
筋肉が合成しにくいとわかっています。

特に現在では、
トレーニング後の24時間
最適な量のタンパク質を
最適にとると効率よく筋肉が増えるとわかっており

これらは2017年の
国際スポーツ栄養学会の公式見解でも
発表されています(ISSN, 2017)

脂肪を減らしながら
筋肉を増やしたい方は
食事と一緒にプロテインをとる
その効果が高いとも研究で明らかになっていますので

食事の間ではなく、
食事と一緒にとることもお勧めします(Hudson JL, 2018)。

タンパク質量が不足すると
筋肉がうまく増えないとも
研究でわかっていますので、

筋トレとその後の24時間の栄養管理は、
ぜひ一緒に確認してください。

ちなみに
筋肉を増やす効果がある運動は
筋トレだけですので、

ぜひ短時間からでも
取り入れてみてくださいね。

最新の人気の筋トレの動画

運動する時のフォームを鏡で確認している

2021年に行われた
スペインの研究によると

筋肉量を増やす効果も、
筋力を増強する効果も
関節を最大に動かして鍛える方が
有効であると示されています(Pallarés JG, 2021)。

つまり、鏡を見て
客観的にフォームを確認しないと
できていると思っても
適切に大きく動けていない可能性があります。

鏡で自分がどのように動いているのか
確認しながらトレーニングを行ってみてください。

【まとめ】同じ運動をして痩せる人と痩せない人の違い

いかがでしたか?

筋トレは苦手意識のある女性も多いですが、
近年の研究によると
ボディメイク効果があるだけでなく

筋肉量や筋力を増加することは、
2型糖尿病のリスクを減少させ(Yeung CHC, 2019)、

少ない筋肉量や筋力の低下は
がんになった際に病気がたどる経過と
結末に関する医学上の見通しが悪化する
関連が報告されています(Burtin C, 2020)。

ぜひ、美しく健康な体を作るためにも
短時間からでも2023年に
筋トレを取り入れてみてください!

これらの情報が
あなたのダイエットの成功に
何か一つでお役に立てると幸いです。

■参考文献

Erik A et al. The effects of exercise session timing on weight loss and components of energy balance: midwest exercise trial 2. Int J Obes (Lond). 2020 Jan;44(1):114-124.

Hudson JL, et al. Effects of protein supplements consumed with meals, versus between meals, on resistance training-induced body composition changes in adults: a systematic review. Nutr Rev. 2018 Jun 1;76(6):461-468.

ISSN. International Society of Sports Nutrition Position Stand: protein and exercise. J Int Soc Sports Nutr. 2017 Jun 20;14:20.

Pallarés JG, et al. Effects of range of motion on resistance training adaptations: A systematic review and meta-analysis. Scand J Med Sci Sports. 2021 Oct;31(10):1866-1881.

Yeung CHC, et al. Lean mass, grip strength and risk of type 2 diabetes: a bi-directional Mendelian randomisation study. Diabetologia. 2019 May;62(5):789-799.

Burtin C, et al. Handgrip weakness, low fat-free mass, and overall survival in non-small cell lung cancer treated with curative-intent radiotherapy. J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2020 Apr;11(2):424-431.

フィットネストレーナー

13年間競泳選手・4期連続出場国体選手・全中・インターハイ・インカレ出場のヨガ・フィットネストレーナーです♪自身が幼い頃から見た目にコンプレックスを持ち、自信が持てなかった経験から、『美しく、健康的に年齢を重ねる』をモットーに、20代~60代までの幅広い年齢層に向けた、自分に自信を持ち、元気で愛せる体作りを提案中「人は自分が諦めない限り、必ず変われる」

ダイエット専門トレーニングYUKIKOの最近の記事