【スーパーフォーミュラ】鈴鹿2&4レースで熊本地震への義援金募金を実施。マシンにステッカーの掲示も。
「スーパーフォーミュラ」のシリーズプロモーターである株式会社日本レースプロモーションは4月14日から連続して発生した「平成28年熊本地震」へのスーパーフォーミュラとして支援を発表した。4月23日(土)24日(日)に鈴鹿サーキットで開催される「NGKスパークプラグ・鈴鹿2&4レース」でドライバーの集合写真撮影時に通常のパネルとは別に共同メッセージ「がんばろう!九州」のパネルを掲示して撮影を行うほか、マシンのサイドに貼られる通常のシリーズロゴを「がんばろう!九州」のステッカーに変更。さらに同じメッセージが入ったステッカーを全ドライバーがヘルメットに貼り付けてレースを戦うことになった。
そして、ファンサービスの時間となる「ピットウォーク」では各チームのピット前に募金箱を設置し、ファンに義援金の募金を呼びかけるとのこと。
【スーパーフォーミュラの義援金募金】
日時:
4月23日(土)
13:05〜13:45(ピットウォーク)
18:05〜18:35(キッズピットウォーク)
4月24日(日)
10:55〜11:45(ピットウォーク)
募金箱設置場所 :スーパーフォーミュラ各エントラント、ピット前
「スーパーフォーミュラ」の参加チームに九州を拠点とするチームはないが、同時開催の「全日本ロードレース選手権JSB1000」クラスに参加するチームの中では、被災した本田技研熊本製作所のチームなどがレース参戦を取りやめる意向を示している。また、「スーパーフォーミュラ」の第5戦が9月に開催されるサーキット「オートポリス」は大分県日田市に位置し、4月16日未明の地震でコース、施設の一部がダメージを受け、周辺道路も一部通行止めになっていることから5月15日(日)まで営業をクローズすることを発表している。また、5月21日(土)22日(日)に「オートポリス」で開催予定だった「SUPER GT」第3戦の延期が統括団体であるGTアソシエイションより発表された。
まだ余震が続き、避難所生活を強いられる人が多い被災地。西日本屈指の高速サーキットとして名高い「オートポリス」のレースは日本のモータースポーツ界にとっても欠かせない存在だ。観戦するファンにとっても、ここにしかない温かい雰囲気があり、いろんな角度からレースの迫力を体感できる素晴らしいサーキットだ。九州でのレース観戦を楽しみにしているファンも多い。九州でモータースポーツに関わる方はもちろん被災された全ての方に1日も早く平穏な日が訪れることをファンも関係者も祈っている。
「スーパーフォーミュラ」の開幕戦は4月23日(土)24日(日)、鈴鹿サーキットで開催される。
動画:2015年「スーパーフォーミュラ」第5戦 オートポリス戦のダイジェスト