【福井グルメ】「越前がに」を贅沢に使用した海鮮丼を食べてきた。11月6日に越前がに漁が解禁!
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こんにちは、南森エレナです。先日、北陸新幹線の金沢-敦賀間開業を2024年3月16日に控えている注目のエリア、福井県に行ってきました。旅の楽しみといったらやっぱりご当地グルメですよね。
琵琶湖の北の日本海岸に位置する福井県では、福井で水揚げされる「越前がに」や高浜町発祥の「若狭ふぐ」を楽しむことができます。
今回は、福井県嶺南振興局のご協力のもと、敦賀市にある海鮮かき揚げ丼専門店で、「越前がに」を贅沢に使用した海鮮丼を食べてきたので紹介します。
越前がにとは?
![ズワイガニの中でもトップブランドである「越前がに」 画像提供:一般社団法人越前町観光連盟](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/minamimorielena/article/00639755/internal_1700381063894.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
福井県が誇る冬の味覚といえば「越前がに」。毎年11月6日は、越前がに漁の解禁日で、今年も日本海の荒波と厳しい寒さに育てられた「越前がに」を福井県内の飲食店で楽しむことができます。
「越前がに」とは、福井県の漁港に水揚げされる雄のズワイガニのこと。ズワイガニの中の王様として知られ、甘く引き締まった肉質で知られる最高級品種です。
山陰地方では「松葉がに」、石川県では「加能がに」などとも呼ばれ、ブランドマークの入った黄色いタグ付きのカニは「越前がに」の証です。
越前漁港を筆頭に、三国港・敦賀港・小浜港など、福井県内の4つの港で水揚げされる越前がに。その中でも、もっともと多くの水揚げがあるのが越前町の港です。越前で水揚げされた越前がにが、福井県内や全国のお店に届けられます。
【福井県敦賀市】海鮮丼・海鮮かき揚げ丼の専門店
![海鮮丼・海鮮かき揚げ丼の専門店「うお吟」](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/minamimorielena/article/00639755/internal_1700398522038.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
そんな絶品の「越前がに」の味を求めて今回訪れたのは、福井県敦賀市にある海鮮丼・海鮮かき揚げ丼の専門店「うお吟(ぎん)」。JR敦賀駅より徒歩約21分、車で約7分の場所にあります。
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店内はカウンター14席。木を基調とした落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しむことができます。
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冬の限定メニューとして「越前がに」が堪能できるメニューは、「越前蟹スペシャル」(6090円)と「越前蟹MEOTOスペシャル」(7980円)の2種類。両メニューとも1日10食限定で、解禁されたばかりの「越前がに」を存分に楽しめます。
なお、「越前がに」とは、オスの蟹のことを指し、メスは「せいこがに」と呼ばれ、「越前蟹MEOTOスペシャル」は、オスの「越前がに」とメスの「せいこがに」を一度に食べられるスペシャルな一品。
ただ、メスは資源保護のため漁期は11月6日~12月31日まで。そのため「越前蟹MEOTOスペシャル」の販売期間も、12月末までとなっています。
かにが丸ごと登場!?
![「越前蟹スペシャル」6090円](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/minamimorielena/article/00639755/internal_1700399623647.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回いただいたのは、「越前蟹スペシャル」。カウンターに運ばれてきた時、かにが丸ごと1杯丼にのっていて、そのインパクトのある光景に目を疑いました。
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同行者の丼もどんどん登場!
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まるで、蟹の行列じゃ~!
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驚いたのもつかの間。甲羅が蓋になっており、甲羅を外すと中には越前がに身がどっさりのった丼がお目見え。
丼には、かに、うに、いくら、鮪、鯛、ブリ、サーモン、イカ、タコ、バイ貝、エビ、数の子、胡麻、大葉、山葵がのっており、その食材の量に驚愕!食材はお店の近くの市場から仕入れているので、新鮮なまま味わうことができます。
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手前が越前がにの身です。一般的にかにの身は真っ白ですが、こちらは越前がにの身に、かに味噌を和えているので茶色がかっております。その量は約90グラム。越前がに1杯の半分の量を1つの丼に使用しているのだそう。
「越前蟹スペシャル」を実食!
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早速食べてみると、かにの旨みがぎゅっと凝縮されており、一口食べるごとに悶絶!口の中に芳醇なかにの風味が広がり、かに味噌の苦みがアクセントになってそのバランスが絶妙!
店主さん曰く、味付けは、かにとかに味噌の味のみ。他は一切何も加えていないため、ダイレクトにかにの味わいが堪能できるというわけです。これは何とも贅沢・・・!
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越前がにの身を存分に楽しんだ後は、海鮮のネタをいただきました。うにやいくらが贅沢にのっているだけでなく、旬の海の幸がふんだんにのっており、越前がにとは異なる贅沢さを味わうことができます。
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この海鮮ネタは、お店の定番「恵びす丼」の食材を使用しています。敦賀真鯛やブリ、イカ、タコなど池魚のおいしさをストレートに味わうことができます。
天かすを味変に
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海鮮ネタには味つけをしていないため、少し味に変化が欲しい時は、卓上の「天かす」をかけてみるのがおすすめ。さっぱりとした海鮮に天かすのコクがプラスされて美味しさがアップしますよ。
越前がには3月末までの提供
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越前がにの漁期は翌年の3月20日までになっているため、「越前蟹スペシャル」の提供は3月まで(予定)。仕入れの都合で早めに終了する場合もあります。行列必至店ですがネットから予約ができるそう。この冬は、福井県の観光がてら「うお吟」で越前がにを楽しんでみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
海鮮丼・海鮮かき揚げ丼の専門店「うお吟」
住所:福井県敦賀市相生町21-3
電話番号:0770-21-2328
営業時間:11:00~15:00(LO.14:30)
定休日:水曜(祝日は営業)
公式サイト(外部リンク)
店内飲食予約(外部リンク)
取材協力:福井県嶺南振興局
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