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【手帳2025】見開きの中に予定もToDoもライフログも!大胆な1日2ページ手帳『hibino』

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手
『hibino』の表紙。

 手帳のフォーマットのほとんどは以下のものです。すなわち

・見開き1ヶ月

・見開き1ヶ月+週間予定欄

 最近は、ほぼ日手帳の躍進もあって1日1ページの手帳も各社から登場してきました。

 さてでは1日に2ページ分の記入欄がある手帳はどんな使い心地になるのでしょう。

 こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家・歌手の舘神龍彦(たてがみたつひこ)です。

 今回は、『hibino』(デザインフィル)を紹介します。

大胆なレイアウト

左側に時間軸。その右は方眼。自由度が高くユーザーの工夫の幅が広いレイアウト
左側に時間軸。その右は方眼。自由度が高くユーザーの工夫の幅が広いレイアウト

 この手帳の特徴はなんと言っても大胆な1日2ページレイアウトでしょう。
 一般的な月間ブロックページがまずあります。そして1日2ページのレイアウトです。

 普通ならば、1日に割り当てるのは多くても1ページ。それが2ページになっているのです。

 ともあれ、よく見るとこれが考えられた結果であることが解ります。

 まず記入面のベースは2.5mm方眼です。

 文もそうですが、図もイラストも、はたまたチェックボックスを作ってToDoリストも書きやすいですよね。

 左側には午前4時から始まる時間軸があります。これが翌4時まで。つまり事実上24時間の時間軸があるわけです。ここに沿って予定を書くことができます。

 この写真のように時間軸に平行に線を引いて予定を書けます。

ToDoリストも書ける

 また、ToDoリストも余裕で書けますね。この写真のようにタイトルとして書いて、下線を引くことで、面の分割がさりげなく、それでいてはっきりとできます。

 この写真では、その下の部分に「Week My Wish List」として

やりたいことが書いてあります。こういう使い方ができるのも、フォーマットがゆるく作られているからでしょう。ユーザーの工夫の幅が広いわけです。 

右ページをまるまる日記に

 そして右ページはまるまる日記に割り当てられています。

 さらに、食べたもののログも。この辺も、この手帳の自由度の高さですね。

 1日にある、予定、ToDo、各種記録やウィッシュリストなどを見開きの2ページに全部まとめる。そして一冊で完結させる。この『hibino』は、そういうコンセプトの手帳なのです。

商品スペック

色バリエーションは2色
色バリエーションは2色

【ダイアリー hibino】 A6 マンスリーブロック+1日2ページ キャメル 手帳 2025年版

【ダイアリー hibino】 A6 マンスリーブロック+1日2ページ ブルーグリーン 手帳 2025年版

各 5170円税込み

公式サイト

https://www.midori-store.net/SHOP/5292/192542/list.html

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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