【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動 !Part299:お祭りみたいな選挙活動!他
みなさん、こんにちは~!
今日もご覧くださり、ありがとうございます。
ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか。
春からの新生活にも慣れ、そろそろ疲れが出てくる時期ではないでしょうか?
休みの日を使ってリラックス&リフレッシュに韓国ドラマを楽しむ人も多いですよね!
この「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」では、韓国ドラマのなかに出てくる不思議やその行動の理由などを楽しく紹介していますよ!
韓国ドラマ鑑賞のお供に、ぜひ、読んでみてくださいね☆
それでは、さっそく今回の不思議を見ていきましょう!
「お祭りみたい?韓国の選挙活動!」
みなさんも、ニュースなどで韓国の選挙のようすをチラッと目にしたことがあるかと思います。
ニュースのなかの短い時間では映っていないかもしれませんが、実は韓国の選挙活動には面白い特徴があるんです!
その特徴とは…なんと歌って踊ること!
各候補者たちは、歌とダンスで自らの政策や経歴、人柄などを有権者に向けてアピールするんですよ!
もちろん、日本と同じように街頭演説もおこなわれます。
でも、歌とダンスがないと味気ないと感じてしまうくらい、韓国の選挙活動には歌とダンスがつきものになっているんです。
そのため、選曲も重要なポイントになってきます。
インパクトがあって一度聞いたら頭に残るような曲、有権者の心を掴むような替え歌の歌詞など、さまざまな工夫がされています。
また、韓国は若い世代の投票率も高く、選挙に強い関心を持っている人が多いです。
若い有権者層を取り込むために流行りの曲でアピールする候補者の姿も見られます。
このような、歌って踊る選挙スタイルが始まったのは1997年のことです。
この年、選挙に関する法律が改定されました。これにより集会場などで音楽を流すことが可能になったんですね。
韓国の第15代大統領のキム・デジュン元大統領、みなさん名前を聞いたことはありますか?
このキム・デジュン元大統領が、そのとき流行していたヒップホップグループのヒット曲を使って有権者にアピールしたことが当時話題を集めました。
キム・デジュン元大統領は、この選挙活動スタイルで若い層からの支持を集め、見事に大統領選で勝利したわけです。
これ以降、歌って踊る選挙活動スタイルが韓国では定番となったんですね!
選挙の中でも、国民の一番の関心事である大統領選は、特に各候補者の歌とダンスが白熱します。
まるでお祭りかと思うほどの賑やかさですよ!
韓国ドラマのなかに選挙のシーンが出てきたときや、ニュースで韓国の選挙のようすが流れていたら、ちょっと注目してみてくださいね!
つづいてはこちら!
「すぐ点滴してもらえる?!」
日本で点滴というと、かなり具合の悪いときにしてもらうイメージがありませんか?
しかし、韓国ドラマでは、点滴をしているシーンがしょっちゅう出てきますよね笑
実は韓国では、「病院に行ったら点滴」というイメージを持っている人が多いんです!
入院中に点滴をすることは日本でも珍しくはありません。
でも、韓国の場合、ちょっとした不調だけで病院に行っても点滴を打ってもらえることがあるんですよ。ただし、お値段はそれなりにします笑
点滴は病気のときに受けるものというイメージが強い日本と違って、韓国では点滴を受けることへのハードルが低い傾向が見られます。
というのも、韓国には美白や美肌のための美容目的の点滴、栄養点滴など、治療のための点滴以外にもたくさんの種類があるんです。
そのため、定期的に病院やクリニックで点滴を受ける人も多いんですね。
年齢も若い世代から年配の方まで幅広く、それだけ多くの人が日頃から身体や肌のメンテナンスを心掛けているということが分かりますね。
次はこちらの不思議です!
「追い抜かれると抜き返したくなっちゃう?」
「빨리빨리(パルリパルリ)」というセリフ、韓国ドラマのなかによく出てきますよね!みなさんも、きっと聞いたことがあると思います。
「빨리(パルリ)」というのは、「早く」という意味です。
「빨리빨리(パルリパルリ)文化」という言葉があるくらい、韓国の人にとっては、何事においてもスピード感はとても重要なポイントになります。
そのせいか、車の運転においてもスピード感を求める人が多いところがあります。
道路上での譲り合いというものも、どちらかといえば少ないかもしれません。
車線変更の際にウィンカーを出さずに割り込むシーンは、韓国ドラマのなかでも結構目にしますよね。
割り込まれた車のドライバーも負けじと追い抜き返したり、罵声を浴びせたりすることもあります。
このような運転を韓国では、「報復運転」と呼びます。
無理な割り込みや進路妨害をされたとき、抵抗しようと報復的な運転をするという意味で、近年よく使われるようになった言葉です。
運転中に進路を妨害されることで、まるで自分の価値を否定されている、侮辱されていると感じてしまうというのが、報復運転が増加している原因のひとつにあるそうです。
日本でも、「あおり運転」が問題になっていますが、車を運転するということは命にも関わることですよね。
譲り合いの気持ちを忘れず、安全運転を心掛けたいものですね!
いかがでしたか?
今回の不思議の中からも、韓国の文化や社会事情というものが垣間見えたのではないでしょうか~?
それでは、また次回もお楽しみに~^^
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