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打撃好調9連勝中のKIAをトゥサンがストップ 5投手で零封<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ヤン・ウィジとチョン・チョルウォンのバッテリー(写真:トゥサンベアーズ)

7日のKBOリーグは5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

9連勝中の5位KIAタイガースと6位トゥサンベアーズの対戦はトゥサンが3-0で勝利。打撃好調のKIA打線をトゥサンの先発チェ・ウォンジュンが5回まで0点に抑えた。

チェ・ウォンジュンは球数59球で迎えた6回の投球練習時に、右手中指のマメが潰れて降板。トゥサンは想定より早い継投となったがキム・ミョンシン、キム・ガンリュル、パク・チグク、チョン・チョルウォンの4投手が無失点でつないだ。

チェ・ウォンジュンは3勝目(9敗)。トゥサンは連敗を止めて再び勝率を5割に戻した。KIAとトゥサンのゲーム差は3に縮まった。

◇9月7日(木)の結果

・トゥサン 3 - 0 KIA(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:ヤン ヒョンジョン

・KT 4 - 11 LG(スウォン)

 勝:イ ジョンヨン

 敗:コ ヨンピョ

・ハンファ 4 - 3 SSG(テジョン)

 勝:ユン デギョン

 敗:ノ ギョンウン

・ロッテ 2 - 1 サムスン(ウルサン)

 勝:シン ジョンラク

 敗:オ スンファン

・NC 6 - 1 キウム(チャンウォン)

 勝:ターナー

 敗:チャン ジェヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「平日ゲームで2日続けて観衆2万人超え」

トゥサンが連勝中のKIAを迎えた対戦、きのう6日(水)の観衆は20,468人。きょう7日(木)も21,838人と平日にもかかわらず2万人を超えた。今季のトゥサン主催試合の平均観客数は12,350人だが、KIA戦に限ると20,934人を記録している(8試合。うち4試合が土日)。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

サムスンライオンズ戦の7回裏、三塁走者ニコ・グッドラムの代走で出場。内野ゴロの間にホームに生還した。8回表からライトの守備に入り、9回裏の先頭打者として打席が回り見逃し三振だった。11回、オ・スンファンと対戦した2打席目は8球目を打ってセンターフライ。2打数無安打1得点。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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